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テラ Research Memo(6):「バクセル(R)」に関する開発費や認知度向上のための広告宣伝費を引き続き積極投下

注目トピックス 日本株

■決算動向

(2)2014年12月期見通し

テラ<2191>の2014年12月期の連結業績は、売上高が前期比32.5%増の2,040百万円、営業損失が316百万円、経常損失が351百万円、当期純損失が324百万円となる見通し。引き続き「バクセル(R)」に関する開発費用や認知度向上のための広告宣伝費用を積極投下するほか、新規事業の立上げ負担など先行投資費用が続く。

○細胞医療事業
細胞医療事業の通期売上高は前期比若干増を見込むものの、下期も広告宣伝費用が増加するほか、8月に子会社化したミニンシュラーで数千万円程度の赤字を見込んでいる模様。

樹状細胞ワクチン療法の症例件数は、インターネット広告や患者向けセミナーの開催など一般的な広報宣伝活動だけでなく、世界的に権威のあるがん専門の学術誌等への臨床成績の掲載(表参照)などにより、医師向けの認知度もさらに加速していくことが期待される。競争環境は激しさが続くものの、こうした取り組みにより、症例件数の増加を進めていく考えだ。なお、契約医療機関に関しては現時点では1〜3件の増加を見込んでいる。

なお、ミニンシュラーの子会社化によって少額短期保険事業を開始することになるが、今回の子会社化は、現在、高額な樹状細胞ワクチン療法(現在、約200万円)において、対象となるがん保険商品を提供することで、患者の費用負担を軽減するなど、同療法の普及拡大を進めるための環境整備の取り組みの1つとなっている。ミニンシュラーは乳がん診断保険付き女性特定疾病医療保険等の少額短期保険を販売してきたが、現在は新規募集を停止している。同社では2015年にも樹状細胞ワクチン療法を含む最先端のがん治療に対応する保険商品の販売を開始し、早期の黒字化を目指していく考えだ。なお、2014年12月1日付で商号をテラ少額短期保険株式会社に変更する予定となっている。

○医療支援事業
医療支援事業は大型案件の寄与により売上高は昨年と比較して倍程度を見込んでいるが、営業利益は若干の赤字となる見通し。タイタンやオールジーン(旧ジェノサイファー)で展開する新規事業における先行費用が足かせ要因となる。

○医薬品事業
医薬品事業は引き続き「バクセル(R)」の薬事承認取得に向けた開発費用や治験準備に関連する費用が計上されるため営業損失が見込まれる。なお、「バクセル(R)」は2014年4月に経済産業省による2014年度「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業」に採択されており、再生医療等製品として、膵がんを適用領域とする条件付(早期)承認制度を活用した承認取得を目指している。2015年内に治験届を提出し、治験を開始するための準備を現在進めている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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