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SDエンター Research Memo(4):フィットネス事業は健康コーポレーションのRIZAPとの協業に注目

注目トピックス 日本株

■各事業の進捗状況

以下では直近での事業改革の進捗状況を報告する。

(1)フィットネス事業

SDエンターテイメント<4650>のフィットネス事業については、社名変更を反映して、10月1日からブランド名を「SDフィットネス」へと変更した。フィットネス事業における1つの注目点は、健康コーポレーション<2928>のRIZAP事業との協業である。中期的にSDフィットネスの施設内にRIZAPが出店することも視野に入っているが、現状では施設内出店はまだ行われていない。

SDフィットネスとRIZAPの協業は、物販が最初の具体例ということになろう。健康コーポレーションが供給するサプリメントやプロテインをSDフィットネスで販売するという流れだ。現在は、SDフィットネスで販売する商品の容器デザインや価格設定などを最終的に詰めている状況だ。当初の計画は今下期からの販売開始だったので、多少計画から遅れている感はあるが、大きな影響はないと弊社では考えている。

フィットネス事業における同社独自の取り組みとしては、10月からのブランド変更に合わせた新規入会キャンペーンがある。フィットネス業界全体の傾向として、2014年4月以降は、退会者数が新規入会者数を上回る状況が続いた。同社の場合は、7月以降に退会者数の増大ペースが止まり、足元ではすでに通常のペースに落ち着いているが、4月〜6月の退会者数の影響を補うべく、入会キャンペーンを行っているという状況だ。フィットネス業界全般に通じる季節的な傾向として、フィットネス事業の新規入会者は、正月休み明けの1月が最も多い。このキャンペーンは、業界としての季節要因を着実に取り込むべく、前倒しでの広告宣伝活動という意味合いもある。

今上期のフィットネス事業の収益動向は、第1四半期の退会者数の増加が影響して売上高は計画を下回って推移したものと弊社では推定している。ただし、利益面では経費節減や合理化努力などもあり、ほぼ計画線で推移しているとみられる。前述のように、7月以降は例年の入退会者のペースに戻ってきていることから、下期での挽回は十分可能なレベルにあるとみられ、10月からの入会キャンペーンの効果と物販の効果でどこまで挽回し、かつ収益を伸ばせるかが注目される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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