SDエンター Research Memo(9):1Qは不採算店舗の閉鎖や事業売却の影響により減収も増益
[14/10/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績見通し
(1)2015年3月期第1四半期決算
SDエンターテイメント<4650>の今第1四半期の業績は、売上高が1,809百万円(前年同期比9.0%減)、営業利益が29百万円(同14.0%増)、経常利益が1百万円(前年同期は11百万円の経常損失)、当期純利益が127百万円(前年同期は35百万円の当期純損失)となった。
売上高が前年同期比で減収となったのは、GAME事業での不採算店舗の閉鎖や「リトルパーク」事業の売却の影響が大きい。ボウリング事業では若年層を中心とした集客の伸び悩みで減収となったが、施設管理事業(映画、不動産賃貸収入)の増加で相殺され、GAME事業の施設のスクラップアンドビルドに伴う減収分が残った形だ。
利益面では、営業利益以下、各利益項目ともほぼ計画線だったとみられる。当期純利益が大きく増加しているのは、GAME事業の中の「リトルパーク」にかかる資産をゲオグループに譲渡したことによる事業譲渡益が特別利益として計上されたためである。これは期初の計画に織り込み済みであった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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