キャリアリンク Research Memo(3):派遣法改正に伴う業容の拡大に期待
[14/10/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
(2)SWOT分析
キャリアリンク<6070>の経営を取り巻く外部環境と経営の現状について、SWOT分析で簡便表にてまとめている。
なお、SWOT分析とは会社を取り巻く外部環境や内部環境について、強み「Strength」、弱み「Weakness」、機会「Opportunity」、脅威「Threat」の4つのカテゴリーで要因分析し、今後の経営戦略を策定していく手法のことである。
外部環境面での成長機会としては、企業や官公庁等でBPO化の流れが挙げられる。また、2015年春に予定されている派遣法改正では、同じ業務で(派遣社員を入れ替えても)最長3年までだったのが、「同じ派遣社員で最長3年まで」に切り替わることから、派遣社員を入れ替えて行けば、同じ業務での派遣受入れが無期限で可能になるため、派遣社員を利用する企業にとっては利便性が一層高まる。一方、派遣スタッフに対しては無期雇用への選択肢を設けるほか、すべての派遣事業者を許可制に移行する(従来は一部、届出制)。これによって、無期雇用の推進による派遣ビジネスのステータス向上が期待されるほか、許可制への完全移行によって零細派遣事業者(主にIT業界に多い)の淘汰が予想される。
以上から、大型のBPO案件を主力とする同社において、今回の派遣法改正によるマイナスの影響はないと考えられる。逆に常時雇用型となる派遣案件の獲得を強化していく方針であることから、むしろ業容の拡大が期待される。
内部環境における強みとしては、前述したようにBPOにおける業務効率向上のための企画提案力や、大型プロジェクトにおける短期間での稼働立ち上げ、運用力の高さなどが挙げられる。一方、弱みとしては主要顧客の売上比率が高いことが挙げられるが、一般企業などからのBPO関連事業の受注が拡大しており、2014年2月期には特定の取引先に売上高の過半を依存した状況は改善されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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