ソフトバンテク Research Memo(5):1Q売上高に投資効果、グループ外売上高の増加が際立つ
[14/10/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■構造改革の進展状況
1.概要
ここまで説明した成長のための投資効果は、2015年3月期第1四半期の連結決算からも読み取ることができる。
2014年7月30日に発表されたソフトバンク・テクノロジー<4726>の2015年3月期第1四半期の連結決算は、売上高が前年同期比24.2%増の9,734百万円、営業利益が同18.2%減の133百万円、経常利益が同18.2%減の135百万円、当期純利益が同18.8%減の74百万円となった。
まず、売上高には如実に成果が表れていると言えよう。大幅な増収の要因は、ソフトバンクグループ向けのシステムインテグレーションと、グループ以外の企業向けサービス売上高がともに増加したためであるが、特にグループ以外の売上高が際立って伸びている。これは、マイクロソフトソリューション分野を中心に前年同期比83.9%増の約2,780百万円となったためで、ソフトバンクグループ向け売上(同28.5%増の約2,810百万円)に並ぶほどの規模まで拡大している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤 邦光)
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