ダイヤモンドダイニング Research Memo(5):業界全体は前年割れが継続、生き残りには差別化が必要
[14/11/12]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■業界環境
日本フードサービス協会の調査によると、ダイヤモンドダイニング<3073>が属する「パブ/居酒屋」の年間売上高(2013年)は、景気回復の兆しが見られる中で、個人消費の伸び悩みや中食ブーム、若者のアルコール離れの影響等もあり、5年連続の前年割れとなった。また、2014年に入っても、消費税増税や天候不順の影響等もあり、月次ベースで前年同月比割れの状況が続いている。
業界構造としては、比較的参入障壁が低いうえに、消費者の景況感や嗜好変化の影響を受けやすいことから、常に新陳代謝の激しい状況にある。したがって、当業界で生き残るためには、効率的なオペレーションで低価格を訴求するか、明確なコンセプトに基づく差別化戦略を打ち出すことが求められている。上場する同業他社には、ワタミ<7522>、コロワイド<7616>、チムニー<3178>、大庄<9979>、エー・ピーカンパニー<3175>、ダイナック<2675>などがある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<FA>
日本フードサービス協会の調査によると、ダイヤモンドダイニング<3073>が属する「パブ/居酒屋」の年間売上高(2013年)は、景気回復の兆しが見られる中で、個人消費の伸び悩みや中食ブーム、若者のアルコール離れの影響等もあり、5年連続の前年割れとなった。また、2014年に入っても、消費税増税や天候不順の影響等もあり、月次ベースで前年同月比割れの状況が続いている。
業界構造としては、比較的参入障壁が低いうえに、消費者の景況感や嗜好変化の影響を受けやすいことから、常に新陳代謝の激しい状況にある。したがって、当業界で生き残るためには、効率的なオペレーションで低価格を訴求するか、明確なコンセプトに基づく差別化戦略を打ち出すことが求められている。上場する同業他社には、ワタミ<7522>、コロワイド<7616>、チムニー<3178>、大庄<9979>、エー・ピーカンパニー<3175>、ダイナック<2675>などがある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<FA>