白鳩 Research Memo(7):メンズ、シルバー向けインナーウェアは成長拡大の源
[14/11/17]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■中期成長性の考察
(3)「メンズ」及び「シルバー」に高い成長余地
白鳩<3192>の売上高に占めるメンズ(男性用)の割合は8.5%(2014年8月期実績)と女性用に比べて大きく水をあけられている。男性用は女性用に比べればアイテム数も少ないため、金額ベースの市場規模も小さいのは当然であるが、現状の男女構成比を見れば、メンズにはかなりの成長余地があるといえる。
同様に、シルバー(高齢者)向けインナーウェアもこれからの成長の源となりうる。インターネットによる通信販売という性格上、コンピューター操作に不慣れな高齢者層は、同社は現時点では主たるターゲットとしていない。しかし、女性顧客に占めるF3層(50歳以上)の割合は現在でも10.1%存在しており、時間の経過とともにこれらの層がシルバー層へとシフトしていくことになる。中期的にはシルバー層の購買力は同社にとっては見過ごすことのできないレベルに成長してくると考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<FA>