メディア工房 Research Memo(3):占い分野において圧倒的な人気を誇る自社コンテンツを企画・制作
[14/11/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■企業特徴
メディア工房<3815>の価値創造の源泉は、(1)有力な自社コンテンツを企画・制作する力、並びに(2)20代から40代の女性層を中心とした集客力とその活用による事業拡張性にあると考えられる。
(1)有力な自社コンテンツを創出する力
同社の最大の強みは、占い分野において圧倒的な人気を誇る自社コンテンツを企画・制作する力にある。鑑定実績の豊富な占い師を多数登場させていることや「占術」への徹底したこだわりから導き出された綿密なロジックによるプログラミング、臨場感あふれるデザインやFlash動画等による効果的なナビゲーションなど、本格的かつ高品質なコンテンツがユーザーからの高い支持を集め、上位にランキングされる人気コンテンツを数多く輩出してきた。また、最近では若年層の保有率が高いスマートフォン対策として、新感覚のコンテンツ制作にも注力しており、遊び感覚で楽しめる「全国一斉性格テスト」はApp Storeランキングで総合1位を獲得。また、ユーザー数4億のLINEでも占いトップシェアを誇っている。
(2)女性層を中心とした集客力とその活用による事業拡張性
同社の20代から40代の女性層(F1、F2層)を中心とした集客力の高さは、既存事業の収益基盤を支えるとともに、新規事業への拡張性の原動力となっている。同社は、コンテンツジャンルの拡大(ノベルゲーム等)や配信網の拡大(SNSやニュースメディア等)により、更なる集客力の強化に取り組むとともに、ブランド事業(セミナーやイベント開催を含む)やO2O広告事業、電話占い事業などとの相互送客によるシナジー効果の追求や、非コンテンツユーザーの取り込みも目指している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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