メディア工房 Research Memo(5):ソーシャルゲームを中心にスマホ向けコンテンツ市場が大きく伸長
[14/11/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業界環境
博報堂DYホールディングス<2411>の調査によると、フィーチャーフォンからスマートフォンへの急速なシフトにより、2014年2月のスマートフォン保有比率は58.1%に到達した。この動きは携帯コンテンツ業界にも大きな影響を及ぼしており、フィーチャーフォン向けコンテンツ市場が急激に縮小する一方、ソーシャルゲーム等を中心にスマートフォン向けコンテンツ市場が大きく伸びている。フィーチャーフォン向けでは、キャリア公式サイトを通じた月額課金が安定収益源となっていたが、スマートフォン向けでは、従量課金(都度課金)が基本となるとともに、画面上からアプリを簡単に削除することが可能なことから、コンスタントにヒットコンテンツを出し続けると同時に、アクティブ率を高めることが求められている。
また、年代別スマートフォン保有状況を見ると、若年層が高い構成比率を占めていることから、若年層のスマートフォンユーザーをいかに獲得し、かつ収益化を図っていくのかも課題となっている。
占いコンテンツを展開している上場会社は、メディア工房<3815>、シェアNo1のザッパラス<3770>やエムティーアイ<9438>などが存在する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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