ケネディクス Research Memo(6):毎期安定的な収益が期待できるフィー収入が収益基盤
[14/12/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算概要
(1)収益体系
ケネディクス<4321>の決算分析を行ううえで、各事業の収益体系を理解する必要がある。
a)アセットマネジメント事業の収益体系
アセットマネジメント事業は、以下の4つの手数料が収益源となっている。特に、受託資産残高に対して毎期、安定的な収益が期待できるアセットマネジメントフィーが同社の収益基盤を支えている。
b)不動産投資事業
不動産投資事業は、賃貸事業収益や不動産売却収益などが収益源となっている。ファンドに組み入れるための一時保有や共同投資等を目的に、販売用不動産として計上されている保有不動産等にかかる損益が中心であり、不動産市況の影響を直接受けやすいところに特徴がある。
c)不動産賃貸事業
不動産賃貸事業は、固定資産として計上されている保有不動産を賃貸する事業であり、不動産事業収益が収益源となっている。一方、売却にかかる損益は特別損益として計上されるため、最終損益に影響を与えることになる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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