サン電子 Research Memo(8):4期連続の増収増益へ、モバイルデータソリューションがけん引
[14/12/17]
提供元:株式会社フィスコ
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■決算概要
(2)2015年3月期の業績見通し
サン電子<6736>は、2015年3月期の業績見通しについて、期初予想を据え置いており、売上高が前期比2.8%増の25,000百万円、営業利益が同13.9%増の2,500百万円、経常利益が同5.6%増の2,500百万円、当期純利益が同27.3%増の1,800百万円と増収増益を見込んでいる。
事業別の売上高予想の開示はないが、第2四半期に引き続き、モバイルデータソリューション事業の伸びが同社の成長をけん引する前提となっている。また、導入実績の増えているM2M事業も、第3四半期以降での業績寄与を見込んでいるようだ。一方、利益面では、増収による固定費吸収などから営業利益率は10.0%(前期は9.0%)へ上昇する想定である。
上期実績が計画を上回ったことに加えて、モバイルデータソリューション事業が好調を持続していることや、M2M事業の導入実績が増えていることなどを勘案すると、業績の上振れの可能性も考えられる。同社では、年末にかけて需要期に入るホールシステム事業の動向及び遊技台部品事業における第4四半期の販売動向を見極めたいとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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