サンワテクノス Research Memo(11):売上高と四半期純利益は中間期としての過去最高を更新
[14/12/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■財務分析と業績動向
(2)2015年3月期第2四半期実績
サンワテクノス<8137>の2015年3月期の第2四半期は売上高50,784百万円(前年同期比6.7%増)、営業利益1,552百万円(同13.7%増)、経常利益1,710百万円(同14.7%増)、四半期純利益1,108百万円(同20.5%増)となった。売上高と四半期純利益は、中間期としての過去最高を更新した。
電機部門の売上高は10,334百万円(同18.2%減)となった。産業機械業界向けのサーボモータの売上は好調だったが、国内の有機EL生産設備向け真空ロボットや太陽光発電システム向けの制御機器の売上高が減少し、同部門の減収につながった。電子部門の売上高は36,445百万円(同14.4%増)となった。中国向けの需要が好調に推移して産業機械業界向けの電子部品が伸びた。国内ではアミューズメント向けの電子部品が伸長し、売上高を押し上げた。機械部門の売上高は4,003百万円(同30.6%増)となった。海外工場の液晶用ガラス搬送用設備関連の機器に大口の受注が入ったことが販売を押し上げた。
販売地域セグメントでは、日本が売上高39,622百万円(同6.8%増)、営業利益975百万円(同8.0%増)、アジアは売上高12,916百万円(同7.6%増)、営業利益553百万円(同28.9%増)、欧米は1,475百万円(同11.5%増)、営業利益36百万円(同122.0%増)となり、主要3地域ですべて増収増益となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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