ダイコク電機 Research Memo(9):パチンコ業界は縮小傾向も、業績は順調に回復
[14/12/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算概要
(1)過去の業績推移
過去5期分の業績を振り返ると、個人消費の冷え込みと東日本大震災の影響とが重なった2011年3月期に業績の落ち込みがあったものの、その後はパチンコ業界が縮小傾向にあるなかでも、ダイコク電機<6430>の業績は順調に回復してきた。特に高い市場シェアを誇る情報システム事業の安定的な伸びが同社の業績を支えてきた。
また、利益面でも、情報システム事業が同社の安定収益源となっており、業績の回復とともに高い利益率が維持されている。
財務面では、財務基盤の安定性を示す自己資本比率は、内部留保の積み上げ等により上昇傾向にあり、2014年3月期は59.8%の水準に到達した。また、短期の支払能力を示す流動比率についても、潤沢な現預金を中心に183.8%の高い水準を確保している。一方、資本効率性を示すROEも10%以上の水準にあり、財務内容は極めて優良と言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<FA>
(1)過去の業績推移
過去5期分の業績を振り返ると、個人消費の冷え込みと東日本大震災の影響とが重なった2011年3月期に業績の落ち込みがあったものの、その後はパチンコ業界が縮小傾向にあるなかでも、ダイコク電機<6430>の業績は順調に回復してきた。特に高い市場シェアを誇る情報システム事業の安定的な伸びが同社の業績を支えてきた。
また、利益面でも、情報システム事業が同社の安定収益源となっており、業績の回復とともに高い利益率が維持されている。
財務面では、財務基盤の安定性を示す自己資本比率は、内部留保の積み上げ等により上昇傾向にあり、2014年3月期は59.8%の水準に到達した。また、短期の支払能力を示す流動比率についても、潤沢な現預金を中心に183.8%の高い水準を確保している。一方、資本効率性を示すROEも10%以上の水準にあり、財務内容は極めて優良と言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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