J-オイルミルズ Research Memo(7):下期は円安が想定以上、食用油の8〜10%値上げで対応
[14/12/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(2)下期及び通期の見通し
J-オイルミルズ<2613>の2015年3月通期の計画は、当初の計画を据え置き、売上高204,000億円(前期比0.5%減)、営業利益6,500百万円(同3.9%増)、経常利益6,700百万円(同0.9%減)、当期純利益(同2.2%増)が見込まれている。下期の外部環境は厳しさを増している。外国為替市場での円安の進展は想定を大きく上回っている。国際的な原料相場価格は軟調傾向ではあるが、円安のインパクトがより大きいため、原料調達コストは上昇する。対策として2015年1月5日から食用油を8〜10%値上げすることを発表した。「採算を重視した販売」や「お役立ち提案」を掲げて従来から営業力強化を行ってきたが、まさにそれが試される局面になる。サプライチェーン全般のコストダウンも収益目標達成には不可欠だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
<FA>
(2)下期及び通期の見通し
J-オイルミルズ<2613>の2015年3月通期の計画は、当初の計画を据え置き、売上高204,000億円(前期比0.5%減)、営業利益6,500百万円(同3.9%増)、経常利益6,700百万円(同0.9%減)、当期純利益(同2.2%増)が見込まれている。下期の外部環境は厳しさを増している。外国為替市場での円安の進展は想定を大きく上回っている。国際的な原料相場価格は軟調傾向ではあるが、円安のインパクトがより大きいため、原料調達コストは上昇する。対策として2015年1月5日から食用油を8〜10%値上げすることを発表した。「採算を重視した販売」や「お役立ち提案」を掲げて従来から営業力強化を行ってきたが、まさにそれが試される局面になる。サプライチェーン全般のコストダウンも収益目標達成には不可欠だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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