ナガイレーベン---第1四半期決算は減収増益、2.88%の自己株取得も発表
[14/12/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ナガイレーベン<7447>は25日、2015年8月期第1四半期(14年9-11月)決算を発表。売上高が前年同期比6.5%減の29.94億円、営業利益が同15.0%減の7.84億円、経常利益が同1.3%増の10.13億円、純利益が同5.4%増の6.49億円だった。
更新物件の集中で大幅な増収となった前年同期との比較では減収となったが、新規物件の獲得は増加。また、各種原材料・加工賃の上昇や円安の急激な進行の影響を受けたものの、新規海外生産地への移管、海外シフト率の向上、為替リスクヘッジのための先物為替予約などにより影響の低減を図り、売上高総利益率はほぼ前年並みだった。販売費及び一般管理費については、14年1月の新本社への移転に伴い減価償却費が増加。営業外収益では、為替差益2億1,500万円の計上があった。
15年8月期通期については、売上高が前期比3.0%増の167.00億円、営業利益が同1.7%増の50.06億円、経常利益が同1.6%減の50.58億円、純利益が同0.6%増の32.44億円で、期初計画を据え置いている。売上高で5期連続の過去最高更新、営業利益で6期連続の過去最高更新の達成を視野に入れている。
なお、決算発表と併せて自己株取得計画についても発表した。発行済み株式総数の2.88%にあたる110万100株が上限で、取得期間は14年12月26日から15年2月27日まで。買付け価格は1株につき1,500円。取得した自己株式の処分等の方針については、現時点では未定としている。
ナガイレーベンは、国内シェア60%超を持つ医療白衣のトップメーカー。株主還元にも前向きで、単体ベースでの配当性向50%を宣言している。超高齢化社会を迎える日本において、看護職員数や介護職員数は増加していく見通しとなっており、同社を取り巻く事業環境は追い風と言える。また、海外生産の拡大や利幅の大きい高機能性商品の強化を通じ、2017年8月期には売上高175億円、営業利益53億円を計画している。
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更新物件の集中で大幅な増収となった前年同期との比較では減収となったが、新規物件の獲得は増加。また、各種原材料・加工賃の上昇や円安の急激な進行の影響を受けたものの、新規海外生産地への移管、海外シフト率の向上、為替リスクヘッジのための先物為替予約などにより影響の低減を図り、売上高総利益率はほぼ前年並みだった。販売費及び一般管理費については、14年1月の新本社への移転に伴い減価償却費が増加。営業外収益では、為替差益2億1,500万円の計上があった。
15年8月期通期については、売上高が前期比3.0%増の167.00億円、営業利益が同1.7%増の50.06億円、経常利益が同1.6%減の50.58億円、純利益が同0.6%増の32.44億円で、期初計画を据え置いている。売上高で5期連続の過去最高更新、営業利益で6期連続の過去最高更新の達成を視野に入れている。
なお、決算発表と併せて自己株取得計画についても発表した。発行済み株式総数の2.88%にあたる110万100株が上限で、取得期間は14年12月26日から15年2月27日まで。買付け価格は1株につき1,500円。取得した自己株式の処分等の方針については、現時点では未定としている。
ナガイレーベンは、国内シェア60%超を持つ医療白衣のトップメーカー。株主還元にも前向きで、単体ベースでの配当性向50%を宣言している。超高齢化社会を迎える日本において、看護職員数や介護職員数は増加していく見通しとなっており、同社を取り巻く事業環境は追い風と言える。また、海外生産の拡大や利幅の大きい高機能性商品の強化を通じ、2017年8月期には売上高175億円、営業利益53億円を計画している。
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