USS Research Memo(5):2Q累計売上微減だがオークション堅調で増益に
[14/12/29]
提供元:株式会社フィスコ
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■決算概要
(1)2015年3月期の第2四半期累計業績概要
11月11日付で発表されたユー・エス・エス<4732>の2015年3月期の第2四半期累計連結業績は、売上高が前年同期比0.4%減の32,254百万円、営業利益が同3.9%増の15,731百万円、経常利益が同3.9%増の16,028百万円、四半期純利益が同11.6%増の10,384百万円となった。売上高は中古自動車等買取販売事業の低迷により期初計画を若干下回ったものの、利益ベースではオートオークション事業やその他事業が堅調に推移したことで、いずれも計画を上回る格好となった。
営業利益の増減要因はグラフのとおりで、主な増益要因としてはオークション事業における出品台数の増加や廃自動車等リサイクル事業の増益、商品売上原価や販促費の減少に加えて、名古屋会場の新築移転に関連した消耗品費や租税公課の減少等が挙げられる。一方、減益要因としては、オークションの成約率低下や中古自動車等買取販売事業の減益、原材料費の上昇などとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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