USS Research Memo(12):配当性向45%、株主優待制度も拡充
[14/12/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
ユー・エス・エス<4732>は株主還元策に積極的な企業として評価されている。配当金に関しては連続増配を続けており、連結配当性向基準で45%以上を基本方針として掲げている。2015年3月期の1株当たり配当金は37.00円を予定している。連結配当性向で45.0%の水準であることから、今期業績が計画を上回るようであれば、更なる増配も期待されることになる。
また、個人安定株主の拡大を目的に株主優待制度も2015年3月期から表のとおり拡充した。株主数では前期末の株主数6,455名を、10,000名程度まで増やすことを目標としている。
なお、現在保有している自己株式(発行株数の約17%)に関しては、消却やM&Aでの活用を想定している。オートオークション市場における圧倒的な競争力を維持し、シェア拡大による収益の成長余地が見込めるなかで、今後も安定配当成長銘柄として注目されよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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