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インテリックス---第2四半期は純利益が104.2%の達成率で通期予想据え置き

注目トピックス 日本株
インテリックス<8940>は13日、2015年5月期第2四半期(14年6-11月)決算を発表。売上高は前年同期比6.8%減の124.68億円、営業利益が同42.6%減の3.99億円、経常利益が同48.1%減の2.69億円、四半期純利益が同46.2%減の1.84億円だった。

リノヴェックスマンションの販売件数が538件と前年同期を5件上回ったものの、地方展開の拡がりと共に平均販売価格が2.4%低下し、リノヴェックスマンション販売の売上高は前年同期比1.5%減となった。また、その他不動産事業において、前年同期のような規模のオフィスビルの売却が無かったことなども減収要因となった。

利益面では、前期のリノヴェックスマンション販売好調からの反動と消費税増税の影響もあり買い需要が弱含みで推移し、粗利益率が12.3%と前年同期比で1.7ポイント低下。また、地方展開に伴う人件費等の先行コストの発生により、販売費及び一般管理費が増加した。

なお、15年5月通期については、売上高が前期比3.3%増の272.59億円、営業利益が同18.8%減の12.15億円、経常利益が23.6%減の8.70億円、純利益が同31.4%減の5.57億円とする期初計画を据え置いている。当第2四半期の業績が、期初予想比で売上高が99.4%、営業利益が89.7%、経常利益が97.2%、純利益が104.2%の達成率と、ほぼ計画通りの着地であることから変更は行わない。

インテリックスは、中古マンションをリノベーション(再生)してから販売するリノベーションマンション事業の先駆け的企業。「リノヴェックスマンション」ブランドで首都圏を中心に事業を展開。足元は、2013年の札幌、大阪に続き、14年2月に福岡、7月に名古屋、11月に仙台店を開設するなど、地方都市部での営業展開の積極化も進めている。



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