ソフトクリエイトHD Research Memo(2):受託開発サービスの過程で自社開発ソフトを強化
[15/01/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
(1)沿革
ソフトクリエイトホールディングス<3371>の歴史は1969年8月の白坂産業有限会社に始まる。当初は不動産業であったが、1983年5月にパソコンショップ「ソフトクリエイト」を開店したところから情報通信企業へと転換し、現在に至っている。
情報通信企業としての初期は、パソコンショップの運営が主体で多店舗展開を志向していた。しかしパソコンの家電化という潮流のなかで、リテール向けショップ販売に見切りをつけ、インターネット通販と法人需要開拓に大きく転換した。ここでの成功体験と積み上げたノウハウが今のECソリューション事業の基礎となっている。
もう1つの事業の流れがシステムインテグレーション(SI)である。パソコンショップ運営と同時並行でソフトウエアの自社開発に乗り出し、1985年にはコンピュータシステムの受託開発サービスを開始した。この過程で自社開発ソフトも強化しながら現在に至っている。
証券市場には、2005年に大阪証券取引所ヘラクレスに上場した。その後2008年に東京証券取引所市場第2部に上場し、2011年に同1部に指定替えとなって現在に至っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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