城南進学研究社 Research Memo(2):予備校は対象人口減少の流れ、合宿授業など単価アップで増収へ
[15/01/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業態別動向
(1)予備校部門
「城南予備校」11校を擁して展開する予備校部門は、伝統的な大学受験市場が縮小するマクロトレンドには逆らえず、生徒数は減少傾向が続いている。2015年3月期の第2四半期までの入学者数は4,746人で、前年同期の5,053人から6.1%の減少となった。こうした逆風に対抗すべく、城南進学研究社<4720>は演習中心の授業「THE TANREN」や各種合宿授業などの新サービスを発売してきた。2015年3月期の第2四半期は、このような取組みが想定以上に好調で、予備校生1人当たり単価を6.8%押し上げた。その結果、2015年3月期の第2四半期累計の予備校部門の売上高は1,566百万円と前年同期比0.2%の増収となった。期初計画では予備校部門の売上高は前年比割れが想定されていたため、逆に増収に転じたことで全社業績の計画比上振れの主な要因となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<FA>
(1)予備校部門
「城南予備校」11校を擁して展開する予備校部門は、伝統的な大学受験市場が縮小するマクロトレンドには逆らえず、生徒数は減少傾向が続いている。2015年3月期の第2四半期までの入学者数は4,746人で、前年同期の5,053人から6.1%の減少となった。こうした逆風に対抗すべく、城南進学研究社<4720>は演習中心の授業「THE TANREN」や各種合宿授業などの新サービスを発売してきた。2015年3月期の第2四半期は、このような取組みが想定以上に好調で、予備校生1人当たり単価を6.8%押し上げた。その結果、2015年3月期の第2四半期累計の予備校部門の売上高は1,566百万円と前年同期比0.2%の増収となった。期初計画では予備校部門の売上高は前年比割れが想定されていたため、逆に増収に転じたことで全社業績の計画比上振れの主な要因となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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