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ダイナムジャパンホールディングス（06889/HK）は、グループの株式会社ダイナムが締結していたコミットメントラインの契約を震災対応型に変更したと発表。これにより、震災等が発生した場合でも融資枠の範囲内で迅速な資金確保が可能となる。

同社グループは全国展開している事から、とりわけ地震リスクへの対策を重要視し、リスクマネジメント策を講じてきた。そのため、リスクマネジメントを、リスクが顕在化する前の対策である「リスクコントロール」と、リスクが顕在化した場合の損失に対応するための資金的な手当である「リスクファイナンス」に区分。この2つの事前対策を適切に講じることで、経営への資金的なインパクトを必要最小限に抑え、企業価値の向上につなげる。今回は「リスクファイナンス」の観点から、財務的な備えを強化した。

なお、同社グループでは事前対策としての「リスクマネジメント」とあわせて、危機的状況が発生した場合の対応である「クライシスマネジメント」についても重要と捉えている。危機が発生した際でも、グループ危機管理委員会で迅速な意思決定と情報伝達、顧客をはじめ従業員や信頼関係者の安全・安心を最優先とした、適切な対処ができる体制を確立している。

ダイナムジャパンホールディングス（06889/HK）は店舗数で第1位、貸玉収入で第2位の、日本最大級のパチンコホール運営企業。チェーンストア理論に基づいて練り上げられてきたローコストオペレーションが強み。今下期から候補地の選定を加速し、2016年3月期は今期比倍増の40店舗以上の出店を計画している。



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