日本トリム---伸び悩んでいた職域販売が前倒しで回復基調に
[15/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
整水器国内トップの日本トリム<6788>は29日、第3四半期累計(2014年4月-12月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比1.4%減の97.04億円、営業利益が同27.4%減の17.63億円、経常利益が同27.9%減の19.28億円、純利益が同48.5%減の9.64億円だった。減収減益となったが、経常利益と純利益では第2四半期累計決算と比べて好転している。
主力のウォーターヘルスケア事業のうち国内事業において、戦略商品である新型の整水器「TRIM ION HYPER」を2014年4月に市場投入したほか、伸び悩んでいた職域販売では営業トークの改定に努めたことなどにより、同社が予想していた第4四半期より前倒しで回復基調にあるもよう。
期末に向けて、医療関連事業では、電解水透析の実施医療機関が今期中に新たに2施設への導入が決定している。通期業績は、昨年10月に修正した会社予想を据え置いている。売上高は前期比変わらずの131.50億円、営業利益が同24.5%減の23.50億円、経常利益が同28.8%減の24.50億円、純利益が同49.4%減の12.70億円を見込んでいる。
同社は、「家庭用機器メーカーからメディカルカンパニーへ 」というキャッチフレーズのもと、“水”を切り口に健康維持のための様々な事業を行う企業へ転換中である。新規領域として2014年10月に発売した農業用の還元野菜整水器が、来期以降の業績に貢献すると見込まれ、今後の成長が期待される。
<AK>
主力のウォーターヘルスケア事業のうち国内事業において、戦略商品である新型の整水器「TRIM ION HYPER」を2014年4月に市場投入したほか、伸び悩んでいた職域販売では営業トークの改定に努めたことなどにより、同社が予想していた第4四半期より前倒しで回復基調にあるもよう。
期末に向けて、医療関連事業では、電解水透析の実施医療機関が今期中に新たに2施設への導入が決定している。通期業績は、昨年10月に修正した会社予想を据え置いている。売上高は前期比変わらずの131.50億円、営業利益が同24.5%減の23.50億円、経常利益が同28.8%減の24.50億円、純利益が同49.4%減の12.70億円を見込んでいる。
同社は、「家庭用機器メーカーからメディカルカンパニーへ 」というキャッチフレーズのもと、“水”を切り口に健康維持のための様々な事業を行う企業へ転換中である。新規領域として2014年10月に発売した農業用の還元野菜整水器が、来期以降の業績に貢献すると見込まれ、今後の成長が期待される。
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