健康CP Research Memo(2):健康食品の通販で創業、M&Aにより事業ドメインを次々拡大
[15/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
健康コーポレーション<2928>は健康食品の通信販売を目的に2003年4月に設立された。経営理念に「わたくしたちは、世界でいちばん、イキイキワクワクした『けんこう』をつくり、『えがお』『かがやき』『ありがとう』を世界中に広めます」を掲げ、事業持株会社である同社本体と連結子会社16社及び非連結子会社5社から成る企業グループへと発展・拡大してきた。現在の事業部門は「美容・健康関連」「アパレル関連」「住関連ライフスタイル」及び「エンターテイメント」の4つで構成されている。
「美容・健康関連」は同社の中核事業であり収益の柱となっている。この中には創業事業である健康食品の通信販売事業のほか、RIZAP事業も含まれている。RIZAP事業は100%子会社RIZAP(株)が手掛けるパーソナル・トレーニングジムの運営事業で、今後数年間で同社の収益規模を大きく変貌させる可能性を秘めた急成長事業だ。
「アパレル関連」は(株)エンジェリーベ(マタニティウエア)、(株)馬里邑(高級婦人服)、(株)アンティローザ(婦人服・紳士服)の3子会社が中核となっている。商品に競争力がありながらも販売力の弱さで苦戦していた企業を、同社の販売力と事業シナジーにより再生するというコンセプトで展開しており、2015年3月期の第2四半期で収益立て直しの目途が立ちつつある。
「住関連ライフスタイル」は2013年9月にイデアインターナショナル<3140>を子会社化して参入した事業だ。同社はイデアインターナショナルに経営陣を派遣してコスト削減を始めとする各種の構造改革策を実行し、収益力回復と企業価値の最大化に向けて取り組んでいる。
「エンターテイメント」は2014年1月にSDエンターテイメント<4650>(旧ゲオディノス、以下、SD社)を子会社化して参入した。SD社はグループ入り直後から一気に不採算店舗・事業からの撤退を進めた結果、収益安定性が高まった。今後はもう一段の収益拡大策がテーマとなっている状況にある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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健康コーポレーション<2928>は健康食品の通信販売を目的に2003年4月に設立された。経営理念に「わたくしたちは、世界でいちばん、イキイキワクワクした『けんこう』をつくり、『えがお』『かがやき』『ありがとう』を世界中に広めます」を掲げ、事業持株会社である同社本体と連結子会社16社及び非連結子会社5社から成る企業グループへと発展・拡大してきた。現在の事業部門は「美容・健康関連」「アパレル関連」「住関連ライフスタイル」及び「エンターテイメント」の4つで構成されている。
「美容・健康関連」は同社の中核事業であり収益の柱となっている。この中には創業事業である健康食品の通信販売事業のほか、RIZAP事業も含まれている。RIZAP事業は100%子会社RIZAP(株)が手掛けるパーソナル・トレーニングジムの運営事業で、今後数年間で同社の収益規模を大きく変貌させる可能性を秘めた急成長事業だ。
「アパレル関連」は(株)エンジェリーベ(マタニティウエア)、(株)馬里邑(高級婦人服)、(株)アンティローザ(婦人服・紳士服)の3子会社が中核となっている。商品に競争力がありながらも販売力の弱さで苦戦していた企業を、同社の販売力と事業シナジーにより再生するというコンセプトで展開しており、2015年3月期の第2四半期で収益立て直しの目途が立ちつつある。
「住関連ライフスタイル」は2013年9月にイデアインターナショナル<3140>を子会社化して参入した事業だ。同社はイデアインターナショナルに経営陣を派遣してコスト削減を始めとする各種の構造改革策を実行し、収益力回復と企業価値の最大化に向けて取り組んでいる。
「エンターテイメント」は2014年1月にSDエンターテイメント<4650>(旧ゲオディノス、以下、SD社)を子会社化して参入した。SD社はグループ入り直後から一気に不採算店舗・事業からの撤退を進めた結果、収益安定性が高まった。今後はもう一段の収益拡大策がテーマとなっている状況にある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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