タナベ経営 Research Memo(6):事業承継ニーズが増加、研究会やセミナー部門が順調
[15/02/02]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■2015年3月期の第2四半期累計業績動向
(2)事業セグメント別動向
○コンサルティング事業
タナベ経営<9644>のコンサルティング事業は売上高で前年同期比5.1%増の1,893百万円、セグメント利益で同9.5%増の497百万円と増収増益基調を継続し、セグメント利益率も25.2%から26.3%へと上昇した。
同事業のうち、コンサルティング部門は2015年3月期の第2四半期累計における売上高で前年同期比3.7%増の1,526百万円と堅調に推移した。経営戦略・事業承継テーマのチームコンサルティング型経営協力を推進したことにより、経営協力契約数が期中平均で407件(前年同期384件)と順調に拡大した。特にここ最近では、事業承継に関するニーズが増加していると言う。また、戦略ドメイン&マネジメント研究会も「住まいと暮らし」「戦略財務」「ブランディング」といった新たに3つの研究会を発足し、ロイヤルカスタマーの増加に寄与した。地域別では、東京、名古屋、大阪、福岡といった主要都市部が好調だったほか、地方都市部でも自社ブランドで展開している中堅企業向けが伸びるなど、全体的に順調に推移した。
一方、セミナー部門についても、企業の人材教育に対する意識の高まりを背景に、新入社員セミナーや幹部候補生スクールが好調だったほか、第2回目の開催であったファーストコールカンパニーフォーラムの参加者数も1,137名(前年度811名)と増加するなどで、前年同期比11.1%増の324百万円となった。
なお、同事業における2014年9月末のコンサルタント数は117名(前期末118名)と伸び悩んでおり、コンサルタント人員の増強が今後の経営課題の1つとなっている。このため、同社では管理本部に採用担当者を補強し、中途採用の推進により増員を図っていく方針としている。また、コンサルタントの育成についても、OJT(チームコンサルティング、研究会への参加)や、研修等に注力することで、生産性向上のスピードアップを図り、今後の収益拡大につなげていきたい考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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(2)事業セグメント別動向
○コンサルティング事業
タナベ経営<9644>のコンサルティング事業は売上高で前年同期比5.1%増の1,893百万円、セグメント利益で同9.5%増の497百万円と増収増益基調を継続し、セグメント利益率も25.2%から26.3%へと上昇した。
同事業のうち、コンサルティング部門は2015年3月期の第2四半期累計における売上高で前年同期比3.7%増の1,526百万円と堅調に推移した。経営戦略・事業承継テーマのチームコンサルティング型経営協力を推進したことにより、経営協力契約数が期中平均で407件(前年同期384件)と順調に拡大した。特にここ最近では、事業承継に関するニーズが増加していると言う。また、戦略ドメイン&マネジメント研究会も「住まいと暮らし」「戦略財務」「ブランディング」といった新たに3つの研究会を発足し、ロイヤルカスタマーの増加に寄与した。地域別では、東京、名古屋、大阪、福岡といった主要都市部が好調だったほか、地方都市部でも自社ブランドで展開している中堅企業向けが伸びるなど、全体的に順調に推移した。
一方、セミナー部門についても、企業の人材教育に対する意識の高まりを背景に、新入社員セミナーや幹部候補生スクールが好調だったほか、第2回目の開催であったファーストコールカンパニーフォーラムの参加者数も1,137名(前年度811名)と増加するなどで、前年同期比11.1%増の324百万円となった。
なお、同事業における2014年9月末のコンサルタント数は117名(前期末118名)と伸び悩んでおり、コンサルタント人員の増強が今後の経営課題の1つとなっている。このため、同社では管理本部に採用担当者を補強し、中途採用の推進により増員を図っていく方針としている。また、コンサルタントの育成についても、OJT(チームコンサルティング、研究会への参加)や、研修等に注力することで、生産性向上のスピードアップを図り、今後の収益拡大につなげていきたい考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)
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