ディップ---求人需要の高まりで、15年2月期通期予想は3度目の上方修正を発表
[15/02/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ディップ<2379>は、運営サイトでの契約企業数や掲載仕事件数で業界最大規模を誇る、総合求人情報提供会社。アルバイト情報の「バイトル」を主力に、アルバイト・派遣・正社員など、様々な仕事情報をネットで提供する。また、看護師専門の転職・求人サービス「ナースではたらこ」も手掛ける。1997年に、コンビニエンスストア端末内で人材派遣情報の提供会社として創業後、2001年のヤフーとの提携をきっかけに売上、ユーザーアクセス数が急増。その後も04年のイー・エンジン(旧社名:求人情報サービス)の完全子会社化で転職情報サイト「ジョブエンジン」を開始するなど、事業を着実に拡大させている。なお、社名の「dip」には、『夢(dream)、アイデア(idea)、情熱(passion)』の3つの想いが込められている。
足元の業績では、2015年2月期第3四半期(14年3-11月)決算は、売上高は前年同期比52.1%増の143.60億円、営業利益が同2.8倍の31.71億円、経常利益が同2.8倍の31.80億円、四半期純利益が同3.0倍の17.88億円だった。アルバイト求人情報サイト「バイトル」及び派遣求人情報サイト「はたらこねっと」を運営するメディア事業で求人需要の高まりが継続したことに加え、積極的な広告宣伝投資の奏功等により業績が堅調に推移した。
15年2月期の通期予想については、売上高が前期比45.6%増の190.00億円、営業利益が同2.3倍の40.00億円、経常利益が同2.4倍の40.06億円、純利益が同2.4倍の22.41億円の見通し。第3四半期決算を受けて、期初予想からは3度目の上方修正を発表している。前期において売上高、利益面で過去最高となっていることから、今期もこれを更新する見通し。過去最大規模となった前期を上回る広告宣伝投資の実施、株式会社インディバル(Yahoo! JAPANの連結子会社)との業務提携による応募獲得施策の展開などの、プロモーション戦略が業績に貢献するもよう。
なお、配当政策については、同社は上場以来2013年まで1株あたり8円の配当を維持してきたが、14年2月期から業績や財政状態などを勘案した上での配当金額設定に政策を変更。15年2月期については初の中間配当を実施し、年間では1株あたり45円の配当を予想している。
<AK>
足元の業績では、2015年2月期第3四半期(14年3-11月)決算は、売上高は前年同期比52.1%増の143.60億円、営業利益が同2.8倍の31.71億円、経常利益が同2.8倍の31.80億円、四半期純利益が同3.0倍の17.88億円だった。アルバイト求人情報サイト「バイトル」及び派遣求人情報サイト「はたらこねっと」を運営するメディア事業で求人需要の高まりが継続したことに加え、積極的な広告宣伝投資の奏功等により業績が堅調に推移した。
15年2月期の通期予想については、売上高が前期比45.6%増の190.00億円、営業利益が同2.3倍の40.00億円、経常利益が同2.4倍の40.06億円、純利益が同2.4倍の22.41億円の見通し。第3四半期決算を受けて、期初予想からは3度目の上方修正を発表している。前期において売上高、利益面で過去最高となっていることから、今期もこれを更新する見通し。過去最大規模となった前期を上回る広告宣伝投資の実施、株式会社インディバル(Yahoo! JAPANの連結子会社)との業務提携による応募獲得施策の展開などの、プロモーション戦略が業績に貢献するもよう。
なお、配当政策については、同社は上場以来2013年まで1株あたり8円の配当を維持してきたが、14年2月期から業績や財政状態などを勘案した上での配当金額設定に政策を変更。15年2月期については初の中間配当を実施し、年間では1株あたり45円の配当を予想している。
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