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AGS---第3四半期は売上高2.0%増、ソフトウエア開発で金融機関や一般法人向け常駐開発が増加

注目トピックス 日本株
AGS<3648>は、独立系の情報システム会社。システムのコンサルティングから、企画・設計・開発・保守サポートまで総合的な情報サービスを提供する。旧協和銀行と旧埼玉銀行(現:りそな銀行並びに埼玉りそな銀行)の顧客向け受託計算サービスを目的に設立された子会社がルーツのため、銀行業務や自治体業務に数多くの実績を持つ。また、埼玉県内に本格的なデータセンターを構え、IDC(インターネットデータセンター)サービスやクラウドサービスにも積極的に取り組む。2014年6月には、同社のクラウドサービス及びデータセンターが、経済産業省の「中小企業等省エネルギー型クラウド利用実証支援事業費補助金」の事業として登録され、データセンタービジネスの推進に更に注力している。

足元の業績では、2015年3月期の第3四半期(14年4-12月)決算は、売上高は前年同期比2.0%増の118.62億円、営業利益が同5.7%減の3.54億円、経常利益が同10.3%減の4.04億円、四半期純利益が同38.6%減の2.42億円だった。ソフトウエア開発並びに情報処理サービスの増収などで売上高が増加した。利益面では、ソフトウエア開発の先行開発費の増加などが重しとなった。四半期純利益は、前年同期に連結子会社の完全子会社化に伴う負ののれん発生益や投資有価証券売却益の計上があったことからの反動減となる。

15年3月期の通期予想については、売上高が前期比4.8%増の170.00億円、営業利益が同9.4%増の6.30億円、経常利益が同1.3%減の6.50億円、純利益が同80.7%増の4.10億円の見通しで、期初予想を据え置いている。

なお、1月26日にウェブサイト改ざん検知復旧ソリューション「WebARGUS(ウェブアルゴス)」の提供開始を発表。ウェブサイ卜の改ざんを瞬時に検知し、改ざんとほぼ同時にサイトを修復するセキュリティソリューションサービスで、新サービスの提供による業績への影響期待も高まっている。



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