アールテック・ウエノ---通期業績予想と配当予想を上方修正、便秘症治療薬が大幅増加
[15/02/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
アールテック・ウエノ<4573>は12日、第3四半期累計(2014年4-12月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比1.4%増の42.72億円、営業利益が同20.3%減の8.62億円、経常利益が同12.5%減の10.13億円、純利益が同7.3%減の7.54億円となった。
売上面では、受託製造している便秘症治療薬「AMITIZA(アミティーザ)(R)カプセル」の販売が日本で堅調に推移したほか、米国向けには円安効果があり増収となったが、利益面では、臨床試験に伴う研究開発費の増加の影響を受けた。
期末に向けて、緑内障・高眼圧症治療薬「レスキュラ(R)点眼液」の販売は予定どおり着地する見込み。一方、「アミティーザ(R)カプセル」の出荷見込数量が当初想定より大幅な増加が見込まれる。ほか、想定為替レートが当初想定で対ドル100円としていたことから、足元の円安(修正後レートは同115円)によって大幅に売上高が増加する見込み。
これらにより、決算発表と同時に通期業績予想を上方修正した。変更後の業績見通しは、売上高が前期比18.2%増の66.39億円、営業利益が同48.6%増の21.09億円、経常利益が同53.1%増の22.61億円、純利益が同53.2%増の16.27億円としている。
また、配当予想も上方修正した。期末配当を当初想定の1株当たり25.00円から5.00円増となる同30.00円へと増額している。
同社は、眼科・皮膚科向けに特化した創薬ベンチャー企業である。緑内障・高眼圧症治療薬「レスキュラ(R)点眼液」の製造販売、便秘症治療薬「アミティーザ(R)カプセル」の受託製造など既に収益化している事業があり、創薬に関する開発費や安定配当を継続できるだけの収益力、財務体質を確立していること点が特徴。
<AK>
売上面では、受託製造している便秘症治療薬「AMITIZA(アミティーザ)(R)カプセル」の販売が日本で堅調に推移したほか、米国向けには円安効果があり増収となったが、利益面では、臨床試験に伴う研究開発費の増加の影響を受けた。
期末に向けて、緑内障・高眼圧症治療薬「レスキュラ(R)点眼液」の販売は予定どおり着地する見込み。一方、「アミティーザ(R)カプセル」の出荷見込数量が当初想定より大幅な増加が見込まれる。ほか、想定為替レートが当初想定で対ドル100円としていたことから、足元の円安(修正後レートは同115円)によって大幅に売上高が増加する見込み。
これらにより、決算発表と同時に通期業績予想を上方修正した。変更後の業績見通しは、売上高が前期比18.2%増の66.39億円、営業利益が同48.6%増の21.09億円、経常利益が同53.1%増の22.61億円、純利益が同53.2%増の16.27億円としている。
また、配当予想も上方修正した。期末配当を当初想定の1株当たり25.00円から5.00円増となる同30.00円へと増額している。
同社は、眼科・皮膚科向けに特化した創薬ベンチャー企業である。緑内障・高眼圧症治療薬「レスキュラ(R)点眼液」の製造販売、便秘症治療薬「アミティーザ(R)カプセル」の受託製造など既に収益化している事業があり、創薬に関する開発費や安定配当を継続できるだけの収益力、財務体質を確立していること点が特徴。
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