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フォトクリエイト<6075>は12日、2015年6月期第2四半期（14年7-12月）決算を発表。売上高は前年同期比0.5%減の15.97億円、営業損失は0.18億円（前年同期は0.62億円の黒字）、経常損失は0.16億円（同0.52億円の黒字）、四半期純損失は0.13億円（同0.31億円の黒字）だった。1月30日に修正した計画に沿った着地となった。

主力のインターネット写真サービス事業は、主にスポーツイベントにて写真を撮影・販売する「オールスポーツコミュニティ」において、撮影イベント数を絞り込んでいることに加え、12月開催のイベントで売上の一部が翌月以降に持ち越された。一方、フォトクラウド事業は、Webサイト「スナップスナップ」において、昨年6月に業務提携に関する基本合意を締結したラボネットワーク社と双方の既存顧客への営業活動に注力した。また、結婚式場にサービスを提供するWebサイト「グロリアーレ」でも全国の結婚式事業者及び婚礼写真会社との取引拡大を進めた。

2015年6月期通期については、売上高が33.31億円で前期比6.3%増、営業利益が1.53億円で同17.8%減、経常利益が1.48億円で同15.5%減、当期純利益が0.92億円で同13.6%減とする期初計画を据え置いている。

なお、12日付でラボネットワーク社と業務提携契約を締結したと併せて発表している。ラボネットワーク社は国内に11ヶ所の営業拠点を設け、全国的に営業ネットワークを展開。取引先の写真事業者を介して約18000教育機関と関わりがあるという。国内の約79000教育機関のうち、インターネット写真販売システムの導入比率は全体で約7〜8%と拡大余地が多く残されており、フォトクリエイトの持つ学校写真のインターネット販売に係るノウハウとラボネットワーク社が持つ全国的な顧客基盤及び営業ネットワークを活かし、学校写真のインターネット販売サービスを共同で展開していく。



＜AK＞