サトレストランシステムズ---第3四半期営業利益は32.4%増、通期予想の各利益項目を上方修正
[15/02/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
サトレストランシステムズ<8163>は、「和食さと」や「和食鍋処 すし半」などのレストランやファストカジュアル業態「天丼・天ぷら本舗 さん天」を展開する企業。グルメ回転寿司「活魚廻転寿司 にぎり長次郎」を展開する株式会社フーズネットや、近畿圏での「かつや」を展開するサト・アークランドフードサービ株式会社を傘下に持つ。「和食さと」は、幅広い年齢層に支持される和食に特化した展開が特徴。職人の技と手間が必要なことからビジネス化が難しい和食レストランにおいて、オペレーションや食材の管理を徹底して行うことで、どの店舗でも高いレベルで均質の味とサービスを提供する「システム」を確立し、業界の概念を覆す。一方、「和食鍋処
すし半」においては「和食さと」とは異なり、職人の卓越した調理技術が息づいた「逸品を提供する和食レストラン」をコンセプトとしている。「天丼・天ぷら本舗 さん天」は、390円の海老天丼を主力として、「早い・安い・熱々」をコンセプトに最安価格帯で本物の天丼・天ぷらを提供する。海外展開では、2010年10月に台湾、13年9月にインドネシア、14年10月にタイに出店しており、近年の海外での和食ブームは同社への追い風となっている。
足元の業績では、2015年3月期の第3四半期(14年4-12月)決算は、売上高は前年同期比24.5%増の282.48億円、営業利益が同32.4%増の9.96億円、経常利益が同57.3%増の11.57億円、四半期純利益が同57.5%増の7.54億円だった。天候不順の影響等による客数減少が見られたものの、13年7月に子会社化したフーズネット社の業績が貢献し増収となった。また、利益面では、グループ全体のロジスティック一元化による物流コストの削減など、販管費の適切なコントロールによる効果や為替差益により増益となった。
15年3月期の通期予想については、売上高が前期比14.5%増の375.00億円、営業利益が同23.7%増の11.00億円、経常利益が同41.8%増の12.00億円、純利益が同51.8%増の7.80億円の見通し。期初予想から営業利益を1.00億円、経常利益を2.50億円、純利益を1.80億円増額修正した。100%連結子会社のフーズネット社の業績が好調に推移してるほか、為替差益の発生見込みにより、前回発表値を上回る見通し。
なお14年10月に出店したタイの店舗は、タイで高級日本食レストラン業を展開する日本亭グループと、タイ消費財最大手のサハグループとの合弁会社「Nippon Tei Sato Co., Ltd.」を通じた出店となる。同社は、タイで本格的な和食を手頃な価格で提供できるレストランチェーンの展開を目指しており、タイでは5年以内に8店舗の「和食さと」の展開を計画している。
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すし半」においては「和食さと」とは異なり、職人の卓越した調理技術が息づいた「逸品を提供する和食レストラン」をコンセプトとしている。「天丼・天ぷら本舗 さん天」は、390円の海老天丼を主力として、「早い・安い・熱々」をコンセプトに最安価格帯で本物の天丼・天ぷらを提供する。海外展開では、2010年10月に台湾、13年9月にインドネシア、14年10月にタイに出店しており、近年の海外での和食ブームは同社への追い風となっている。
足元の業績では、2015年3月期の第3四半期(14年4-12月)決算は、売上高は前年同期比24.5%増の282.48億円、営業利益が同32.4%増の9.96億円、経常利益が同57.3%増の11.57億円、四半期純利益が同57.5%増の7.54億円だった。天候不順の影響等による客数減少が見られたものの、13年7月に子会社化したフーズネット社の業績が貢献し増収となった。また、利益面では、グループ全体のロジスティック一元化による物流コストの削減など、販管費の適切なコントロールによる効果や為替差益により増益となった。
15年3月期の通期予想については、売上高が前期比14.5%増の375.00億円、営業利益が同23.7%増の11.00億円、経常利益が同41.8%増の12.00億円、純利益が同51.8%増の7.80億円の見通し。期初予想から営業利益を1.00億円、経常利益を2.50億円、純利益を1.80億円増額修正した。100%連結子会社のフーズネット社の業績が好調に推移してるほか、為替差益の発生見込みにより、前回発表値を上回る見通し。
なお14年10月に出店したタイの店舗は、タイで高級日本食レストラン業を展開する日本亭グループと、タイ消費財最大手のサハグループとの合弁会社「Nippon Tei Sato Co., Ltd.」を通じた出店となる。同社は、タイで本格的な和食を手頃な価格で提供できるレストランチェーンの展開を目指しており、タイでは5年以内に8店舗の「和食さと」の展開を計画している。
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