スリー・ディー・マトリックス---粘膜隆起材「内視鏡用粘膜下注入材(TDM-641)」の治験を一時中断
[15/02/17]
提供元:株式会社フィスコ
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医療用材料を手掛けるスリー・ディー・マトリックス<7777>は16日、「粘膜隆起材「内視鏡用粘膜下注入材(TDM-641)」の治験を、一時中断すること決議したと発表。
同製品は、内視鏡的治療(内視鏡的粘膜切除術(EMR)・内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD))に用いられる内視鏡用粘膜下注入材として、安全性と有効性の評価・検証を目的とし、2014年12月に治験を開始。しかし、治験症例において、前臨床試験の結果より想定した有効性に対して十分な結果が得られない傾向にあることから、有効性をより明確にできる試験方法及び製材の開発等を検討するために、治験を自主的に一時中断することとなった。
今後は検証を基に製品化に向けた優位性を確保するための開発方針を検討し、治験責任医師と連携を図りながら治験再開に向け開発を進める方針。
スリー・ディー・マトリックスは、2004年設立のバイオマテリアル(医療用材料)のベンチャー企業。米マサチューセッツ工科大学で開発された「自己組織化ペプチド技術」の「独占的・全世界的な事業化権」を保有。同技術を基盤として外科医療領域、再生医療領域、DDS領域での医療機器及び医薬品の開発を進めている。
<AK>
同製品は、内視鏡的治療(内視鏡的粘膜切除術(EMR)・内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD))に用いられる内視鏡用粘膜下注入材として、安全性と有効性の評価・検証を目的とし、2014年12月に治験を開始。しかし、治験症例において、前臨床試験の結果より想定した有効性に対して十分な結果が得られない傾向にあることから、有効性をより明確にできる試験方法及び製材の開発等を検討するために、治験を自主的に一時中断することとなった。
今後は検証を基に製品化に向けた優位性を確保するための開発方針を検討し、治験責任医師と連携を図りながら治験再開に向け開発を進める方針。
スリー・ディー・マトリックスは、2004年設立のバイオマテリアル(医療用材料)のベンチャー企業。米マサチューセッツ工科大学で開発された「自己組織化ペプチド技術」の「独占的・全世界的な事業化権」を保有。同技術を基盤として外科医療領域、再生医療領域、DDS領域での医療機器及び医薬品の開発を進めている。
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