ネクステージ Research Memo(1):独自ビジネスモデルの中古車販売で急成長中、業界No.1狙う
[15/02/23]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
ネクステージ<3186>は、愛知県名古屋市を本拠として、小売に重点を置く中古車販売事業を行っている。従来の特定地域に限定した自動車販売事業と異なり、北は北海道、南は九州・熊本県までをカバーする広域で店舗展開をする独自のビジネスモデルで、急成長している。2014年11月期末時点で、17都道府県に36拠点、44店舗を運営。広域展開と多店舗出店を可能にしているのは、ローコスト・オペレーション、高い生産性、高在庫回転、専門店化、中型の店舗形態をベースとする高効率経営だ。2015年11月期の新規出店数は、前期の10店を上回る17店を計画している。
2014年11月期の業績は、売上高が前期比26.9%増の50,447百万円、経常利益が同44.2%減の591百万円となった。当決算期間における国内中古車登録台数は約640万台、前年同期比ほぼ横ばいの0.5%増であった。同社は、新規出店に加え、既存店の売上高も伸び、増収率が業界平均を大きく上回った。一方、他の小売関連企業でも見られたように、昨冬の関東甲信越地方における雪害と4月の消費税率引上げの影響が想定以上に長引いたことにより、計画どおりの来店数や利益率が確保できず、期初予想に比べ利益面での落ち込みが大きくなった。
2015年11月期は売上高が前期比33.4%増の67,304百万円、 経常利益が同3.1倍の1,846百万円とV字回復を予想している。前期に新規出店した店舗がフルに寄与するうえ、当期に新たに出店する店舗が増収を加速する。前期にあった雪害や消費増税による買い控えなどの特殊要因がなくなり、例年どおりの事業環境を前提に、ローコスト経営や店舗でのオペレーションの簡略化、広告宣伝の効率化により収益性を回復する。
同社は、主要都市から商圏人口10万人程度の地域に全国展開していく方針であり、積極的な新規出店により販売シェアを拡大する。長期ビジョンとして、2020年に200店舗、売上高2,000億円、経常利益100億円の目標を掲げている。同社の今期予想売上高は700億円に迫り、先行する上場大手を抜き、業界No.1になる可能性が高い。
なお、同社株は、2013年7月に東証マザーズ市場に新規上場し、昨年9月に東証1部へ市場変更、12月に名証1部へ上場した。
■Check Point
・広域・多店舗展開という独自のビジネスモデルで急成長中
・15/11期はV字回復、経常利益は過去最高へ
・全国No.1の中古車ディーラーを目指し「2020年ビジョン」を掲げる
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
<FA>










SEO関連




