インテリックス Research Memo(10):収益性の高い個人向けリノベーション請負の拡大狙う
[15/02/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■成長戦略
(3)内装工事請負事業の拡大
インテリックス<8940>の成長戦略の第3のポイントとして、内装工事請負事業の強化が挙げられる。前述したようにリノベーションマンションの市場拡大とともに、個人でのリノベーション需要が増加しているほか、大手不動産会社など同業他社からの受注も増加してきていることが背景にある。
なかでも、同社では収益性の高い個人向けの内装工事請負を拡大していきたい考えで、今春には東京・青山通りにリノベーション専用のショールームをオープン予定。中期的には月間100件程度の受注を目指しており、売上高に換算すると年間で6,000百万円規模、1件当たり請負単価5百万円以上になる。同事業の売上総利益率は20%程度が見込めることから、全体の収益性向上にも寄与するものとして注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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