インテリックス Research Memo(11):やや財務体質が悪化だが、積極的な事業展開のため懸念なし
[15/02/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■財務状況と株主還元策
(1)財務状況について
インテリックス<8940>の2014年11月末の財務状況は表のとおりで、総資産残高は前期末比1,404百万円増加の21,368百万円となった。主な増減要因としては、仕入活動を積極的に進めたことで、たな卸資産が前期末比2,107百万円増加し、現預金が同1,089百万円減少、また、有利子負債が1,621百万円増加した。
この結果、自己資本比率は前期末の39.4%から37.2%へと低下したほか、D/Eレシオも130.1%から149.3%に拡大するなど、やや財務体質は悪化したが、積極的な事業展開によるもので、水準的には業界平均並みで問題のないレベルと判断される(上場不動産企業の平均は流動比率202%、自己資本比率34%、D/Eレシオ136%)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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