いであ---防災や除染関連の受注堅調、3期連続の増配
[15/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
いであ<9768>は、社会基盤の形成と環境保全の総合コンサルタントであり、主に官公庁や自治体向けにインフラ整備や環境保全に関する企画、調査、分析から設計、維持・管理までを支援している。東日本大震災以降、除染を含む震災からの復旧・復興関連や防災・減災対策、社会資本の強靭化・老朽化対策関連の受注が増加。関連する情報システム事業にも事業を拡げている。事業セグメントは、主に「環境コンサルタント事業」「建設コンサルタント事業」「情報システム事業」に区分。
環境分野のコンサルタント事業のリーディングカンパニーで、技術力や提案力で顧客から高い評価を受けている。主要顧客は官公庁や自治体で売上全体の約9割を占めているが、民間からの受注拡大にも注力している。
2014年12月期決算は、売上高で前期比5.5%増の165.71億円、営業利益で同30.7%増の18.25億円、経常利益で同40.5%増の18.50億円、当期純利益で同64.6%増の15.88億円と大幅な増益となった。すべての事業セグメントで増収増益となり、特に環境アセスメント、防災・減災業務、環境汚染の調査・分析・解析、震災復興に関連する環境調査や除染に関する大型受注などが寄与した。また、建設コンサルタント事業も順調に売上高を伸ばしている。配当は2.50円増の1株17.50円を予定しており、3期連続の増配となる。
2015年12月期の業績見通しは、売上高170.00億円、営業利益14.40億円、経常利益14.40億円、当期純利益8.60億円と予想している。国の国土強靭化推進事業などへの予算配分や復興特別会計が増額されていることなどにより、市場環境は引き続き堅調に推移するとみられる。
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環境分野のコンサルタント事業のリーディングカンパニーで、技術力や提案力で顧客から高い評価を受けている。主要顧客は官公庁や自治体で売上全体の約9割を占めているが、民間からの受注拡大にも注力している。
2014年12月期決算は、売上高で前期比5.5%増の165.71億円、営業利益で同30.7%増の18.25億円、経常利益で同40.5%増の18.50億円、当期純利益で同64.6%増の15.88億円と大幅な増益となった。すべての事業セグメントで増収増益となり、特に環境アセスメント、防災・減災業務、環境汚染の調査・分析・解析、震災復興に関連する環境調査や除染に関する大型受注などが寄与した。また、建設コンサルタント事業も順調に売上高を伸ばしている。配当は2.50円増の1株17.50円を予定しており、3期連続の増配となる。
2015年12月期の業績見通しは、売上高170.00億円、営業利益14.40億円、経常利益14.40億円、当期純利益8.60億円と予想している。国の国土強靭化推進事業などへの予算配分や復興特別会計が増額されていることなどにより、市場環境は引き続き堅調に推移するとみられる。
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