電算システム Research Memo(6):株主還元に積極的で増配により配当性向水準を維持、優待制度も設定
[15/03/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元
電算システム<3630>は株主還元を経営の最重要課題の1つとして掲げている。配当政策においては公約配当性向などは特に設定しておらず、収益動向や内部留保、財務状況などを総合的に判断して、継続的かつ安定的な配当を行うとしている。過去の実績は「継続的かつ安定的な配当」を文字どおり実現してきている。ここ数年は1株当たり利益の増大に伴って増配基調をたどっており、配当性向はおおむね30%を超えたレベルで推移している。2015年12月期については利益増加を反映して前期比1円増配の23円の配当予想が公表されている。
同社は配当に加えて株主優待制度を設定している。2014年12月期においては、2014年12月31日現在の株主名簿に基づき、1単元(100株)以上の同社株式を保有する株主を対象に3,000円相当の物品もしくは3,000円のプリペイドカードを贈呈するというものだ。2015年12月期のプログラムはこれから公表される見通しだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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