ジャストプランニング<4287>外食産業以外の異業種に対する水平展開など3つの事業展開を推進
[15/03/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』3月16日放送において、ジャストプランニング<4287>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■事業概要
外食業界向けに売上管理、勤怠管理、仕入管理などの本部システム部門を代行するASP サービス「まかせてネット」を提供している。契約店舗数は2015年1月末で4,733店舗。契約企業数は219企業(FC企業含む)。契約店舗数の拡大に加えて付加サービスの拡充によるARPU (1店舗当たりの平均売上高) の引き上げで、更なる成長拡大を目指している。
外食産業においても様々なビジネスシーンで活用されるケースが認められており、ASP事業「まかせてネット」をシリーズ化し、「まかせてネット」の進化版「まかせてネットEX」及び、クラウド型POSオーダリングサービス「まかせてタッチ」の開発、更に、持分法適用の関連会社である、IMCが開発した店舗専用スマートフォンアプリ「AppCRM」の拡販・運営をしている。
■15年1月期の連結業績
3月13日に発表した2015年1月期の連結業績は、売上高が前期比1.0%増の18.51億円、営業利益が同4.8%増の4.43億円、純利益が同67.7%減の2.20億円だった。ASP事業売上は、ASPサービス「まかせてネット」の実績稼動店舗数が拡大した結果、事業売上は9.06億円(対前期比1.5%増)、セグメント利益は7.04億円(同3.1%増)となった。
システムソリューション事業は店舗の設備投資の減少、POSシステム導入におけるハードウェア機器の低価格化等の影響を受けた結果、8551万円(同59.0%減)、セグメント利益は2504万円(同51.3%減)。
物流ソリューション事業の売上は8.13億円(15.2%増)、セグメント利益は1.19億円(同16.6%増)。直営の外食店舗を社員により営業を行っているその他事業の売上は4610万円(同74.3%増)、セグメント利益は2330万円(同429.3%増)だった。
■今後の事業展開
「外食産業に対する垂直展開」、「外食産業以外の異業種に対する水平展開」、「ASP事業以外の新規展開」の3つの事業展開を推進。
「外食産業に対する垂直展開」は、外食業界向けにASPサービス「まかせてネット」を展開する。また、既に「まかせてネット」を導入している企業を対象に、新たな付加価値
サービスプログラムの提供を加えて、ASP事業を拡大。併せて、システムソリューション事業を展開して、外食チェーン企業等に対する物流ソリューション事業を拡大する。「外食産業以外の異業種に対する水平展開」は、ASPサービス「まかせてネット」がチェーン展開する企業にとって利便性の高い情報サービス機能を有しており、売上・勤怠サービスを中心に他業種への展開を進める計画。
2016年1月期については、売上高が前期比7.4%増の11.20億円、経常利益が同12.0%増の4.50億円、純利益が同19.7%増の2.70億円を見込んでいる。
■シェア拡大期待
国内の外食チェーン店舗数の推移を見ると、2012年度で5.6万店舗(日本フランチャイズチェーン協会調べ)とほぼ横ばい水準で推移している。同社の業界シェアに関しては、ターゲットとする10〜500店舗クラスの中小外食チェーン企業向けで、1割程度のシェアになっているとみられている。成長余地は大きく、また、このところ外食チェーンのIPOなどが増えていることも追い風になりそうである。
■株価動向
株価は1/8戻り高値810円をピークに調整が続いていたが、昨年末の安値水準である660円処をボトムに緩やかなリバウンドを形成。足下では25日線が支持線として機能してきている。一目均衡表では雲下限に上値を抑えられているが、この雲下限を捉えてきている。遅行スパンは実線を下から上に突き抜ける形で上方転換シグナルを発生させていている。厚い雲ではあるが、雲下限が支持線して意識されてくるようだと、770円近辺に位置する雲上限へのトレンドに。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
<TM>
■事業概要
外食業界向けに売上管理、勤怠管理、仕入管理などの本部システム部門を代行するASP サービス「まかせてネット」を提供している。契約店舗数は2015年1月末で4,733店舗。契約企業数は219企業(FC企業含む)。契約店舗数の拡大に加えて付加サービスの拡充によるARPU (1店舗当たりの平均売上高) の引き上げで、更なる成長拡大を目指している。
外食産業においても様々なビジネスシーンで活用されるケースが認められており、ASP事業「まかせてネット」をシリーズ化し、「まかせてネット」の進化版「まかせてネットEX」及び、クラウド型POSオーダリングサービス「まかせてタッチ」の開発、更に、持分法適用の関連会社である、IMCが開発した店舗専用スマートフォンアプリ「AppCRM」の拡販・運営をしている。
■15年1月期の連結業績
3月13日に発表した2015年1月期の連結業績は、売上高が前期比1.0%増の18.51億円、営業利益が同4.8%増の4.43億円、純利益が同67.7%減の2.20億円だった。ASP事業売上は、ASPサービス「まかせてネット」の実績稼動店舗数が拡大した結果、事業売上は9.06億円(対前期比1.5%増)、セグメント利益は7.04億円(同3.1%増)となった。
システムソリューション事業は店舗の設備投資の減少、POSシステム導入におけるハードウェア機器の低価格化等の影響を受けた結果、8551万円(同59.0%減)、セグメント利益は2504万円(同51.3%減)。
物流ソリューション事業の売上は8.13億円(15.2%増)、セグメント利益は1.19億円(同16.6%増)。直営の外食店舗を社員により営業を行っているその他事業の売上は4610万円(同74.3%増)、セグメント利益は2330万円(同429.3%増)だった。
■今後の事業展開
「外食産業に対する垂直展開」、「外食産業以外の異業種に対する水平展開」、「ASP事業以外の新規展開」の3つの事業展開を推進。
「外食産業に対する垂直展開」は、外食業界向けにASPサービス「まかせてネット」を展開する。また、既に「まかせてネット」を導入している企業を対象に、新たな付加価値
サービスプログラムの提供を加えて、ASP事業を拡大。併せて、システムソリューション事業を展開して、外食チェーン企業等に対する物流ソリューション事業を拡大する。「外食産業以外の異業種に対する水平展開」は、ASPサービス「まかせてネット」がチェーン展開する企業にとって利便性の高い情報サービス機能を有しており、売上・勤怠サービスを中心に他業種への展開を進める計画。
2016年1月期については、売上高が前期比7.4%増の11.20億円、経常利益が同12.0%増の4.50億円、純利益が同19.7%増の2.70億円を見込んでいる。
■シェア拡大期待
国内の外食チェーン店舗数の推移を見ると、2012年度で5.6万店舗(日本フランチャイズチェーン協会調べ)とほぼ横ばい水準で推移している。同社の業界シェアに関しては、ターゲットとする10〜500店舗クラスの中小外食チェーン企業向けで、1割程度のシェアになっているとみられている。成長余地は大きく、また、このところ外食チェーンのIPOなどが増えていることも追い風になりそうである。
■株価動向
株価は1/8戻り高値810円をピークに調整が続いていたが、昨年末の安値水準である660円処をボトムに緩やかなリバウンドを形成。足下では25日線が支持線として機能してきている。一目均衡表では雲下限に上値を抑えられているが、この雲下限を捉えてきている。遅行スパンは実線を下から上に突き抜ける形で上方転換シグナルを発生させていている。厚い雲ではあるが、雲下限が支持線して意識されてくるようだと、770円近辺に位置する雲上限へのトレンドに。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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