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注目銘柄ダイジェスト(前場):任天堂は大幅上昇、三菱地所は上値の重い展開に

注目トピックス 日本株

任天堂<7974>:19250円(前日比+2170円)
大幅上昇。20780円で寄り付いた後、20000円回復による目先の達成感などから買い一巡後は上げ渋る展開。DeNA<2432>と、スマートフォン向けのゲームの開発などを共同で進めるため、相互の株式を持ち合う形で資本提携を発表。18日の東京市場ではストップ高となっていた。なお、18日のADR(米国預託証券)では東証比較(1ドル120.07円換算)で4196円高の21276円となっていた。

三菱地所<8802>:2912円(同±0円)
上値の重い展開。前日に国土交通省が公示地価を発表している。全国の商業地は前年比0.0%と7年ぶりにマイナス圏を脱しており、不動産価格の着実な上昇傾向が確認されたとの見方を反映する格好に。ただ、東京都心部などでは一段の地価上昇を期待する声もあっただけに、ポジティブなインパクトも限定的にとどまる形か。三井不動産<8801>や住友不動産<8830>などは小幅な値動きにとどまっている。

オリンパス<7733>:4570円(同+40円)
3日続伸。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断「買い」で、コンビクション・リストに継続採用、目標株価を5960円から6300円に引き上げている。来期以降の市場コンセンサスに切り上がり余地が残ること、株主訴訟、米国司法省による捜査、株主還元などの懸案事項が徐々に解消に向かう公算が大きいこと、医療事業の成長ポテンシャルなどを評価点としているもよう。

データHR<3628>:930円(同+60円)
反発。同社が開発した広島県呉市の「データヘルス」システムに、医療費増加に悩む全国の自治体から注目が集まっていると一部専門紙が報じている。同システムは医師会の協力を得て、医療機関から自治体に提出されたレセプトを活用。独自のICT技術で医療の適正化を目指すもので、既に300を超える団体の視察を受け、水平導入する自治体も出てきたという。

エクストリーム<6033>:4260円(同+610円)
一時ストップ高。従来は0円としていた15年3月期末の配当予想を30.00円(上場記念配当10.00円を含む)に修正している。また、今後の配当方針については、当期純利益の20%を配当性向のめどにすると表明。初配実施が好感され、買いを集めている。

サイジニア<6031>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。ソフトバンク<9984>がファンドとの市場外取引で同社株式を追加取得したと発表している。グループ合算の保有株式数は259476株から676289株に増加、保有割合は議決権ベースで33.21%まで上昇し、筆頭株主に浮上した。取得理由については、ソフトバンクグループが展開する事業において、同社との協業を図っていくこととしている。



<KO>

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