イーストン Research Memo(4):需要先は「産業向け」と「自動車向け」、商社であるため利益は安定的
[15/03/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
(3)収益構造
ルネサスイーストン<9995>の需要先は「産業向け」と「自動車向け」が双璧を成すが、産業には様々な業種が含まれ、単一業種という点では自動車が最大ということになる。同社は自動車メーカーに直接部品を納入するのではなく、自動車部品メーカーに半導体製品等を納入している。その納入先は日立製作所との関係の深さを反映して、日立オートモティブシステムズ(以下、「日立AMS」)がメインの納入先となっている。そして日立AMSの中心顧客として日産自動車<7201>がある。
下記のグラフは同社の売上高と日産のグローバル生産台数及び日立AMSの売上高の推移を掲げた。同社は自動車向け以外のビジネスがあるため、日立AMSほど連動性は高くはないが、日産の生産台数の影響を受けていることは読み取ることができる。
次に同社とルネサスエレ社の営業利益の推移を掲げた。ルネサスエレ社はメーカーであるため、生産量や半導体市況の影響を受けて利益面での変動が激しい。しかし同社は商社であるため安定的に利益を計上している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<FA>
(3)収益構造
ルネサスイーストン<9995>の需要先は「産業向け」と「自動車向け」が双璧を成すが、産業には様々な業種が含まれ、単一業種という点では自動車が最大ということになる。同社は自動車メーカーに直接部品を納入するのではなく、自動車部品メーカーに半導体製品等を納入している。その納入先は日立製作所との関係の深さを反映して、日立オートモティブシステムズ(以下、「日立AMS」)がメインの納入先となっている。そして日立AMSの中心顧客として日産自動車<7201>がある。
下記のグラフは同社の売上高と日産のグローバル生産台数及び日立AMSの売上高の推移を掲げた。同社は自動車向け以外のビジネスがあるため、日立AMSほど連動性は高くはないが、日産の生産台数の影響を受けていることは読み取ることができる。
次に同社とルネサスエレ社の営業利益の推移を掲げた。ルネサスエレ社はメーカーであるため、生産量や半導体市況の影響を受けて利益面での変動が激しい。しかし同社は商社であるため安定的に利益を計上している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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