サン電子---貸倒引当金繰入額の計上及び業績予想の修正を発表、売上高は20億の増額修正に
[15/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
サン電子<6736>は24日、貸倒引当金繰入額(販売費及び一般管理費)の計上と、それに伴う15年3月期の業績予想の修正を発表。営業利益で2.00億円、経常利益で4.50億円、当期純利益で4.50億円の減額修正となるが、売上高についてはモバイルデータソリューション事業及び遊技台部品事業の主力2事業が好調なため、20.00億円増額修正する。
ホールシステム事業の一部債権について取立不能等のおそれが発生したため、約6.44億円(引当済の0.93億円を含む)の貸倒引当金繰入額を計上する。これに伴い、15年3月期の業績予想を、営業利益を2.00億円減の23.00億円に、経常利益で4.50億円減の20.50億円に、当期純利益で4.50億円減の13.50億円に修正する。
一方で売上高については、前回予想から20.00億円の増額修正となる。遊技台部品事業において新機種に係る制御基板の販売が好調に推移したほか、モバイルデータソリューション事業においてモバイルデータトランスファー機器及び関連サービスの販売が好調に推移している。
貸倒引当金繰入額計上により利益面では下方修正となるが、その性格から影響は一過性のものであり、同社が注力している情報通信関連事業で、利益率の高いモバイルデータソリューション事業は拡大しており、基本的な収益性については向上していくものとみられる。
サン電子は、情報通信関連事業とエンターテインメント関連事業を2本柱とするIT機器メーカー。2007年に買収したセレブライト社(イスラエル)が展開する携帯電話関連機器が、米国を中心に急成長している。今後の需要拡大が見込めるM2M(Machine to Machine)事業など、情報通信分野の成長市場でグローバル展開を図ることにより、成長を加速する方針。
<AK>
ホールシステム事業の一部債権について取立不能等のおそれが発生したため、約6.44億円(引当済の0.93億円を含む)の貸倒引当金繰入額を計上する。これに伴い、15年3月期の業績予想を、営業利益を2.00億円減の23.00億円に、経常利益で4.50億円減の20.50億円に、当期純利益で4.50億円減の13.50億円に修正する。
一方で売上高については、前回予想から20.00億円の増額修正となる。遊技台部品事業において新機種に係る制御基板の販売が好調に推移したほか、モバイルデータソリューション事業においてモバイルデータトランスファー機器及び関連サービスの販売が好調に推移している。
貸倒引当金繰入額計上により利益面では下方修正となるが、その性格から影響は一過性のものであり、同社が注力している情報通信関連事業で、利益率の高いモバイルデータソリューション事業は拡大しており、基本的な収益性については向上していくものとみられる。
サン電子は、情報通信関連事業とエンターテインメント関連事業を2本柱とするIT機器メーカー。2007年に買収したセレブライト社(イスラエル)が展開する携帯電話関連機器が、米国を中心に急成長している。今後の需要拡大が見込めるM2M(Machine to Machine)事業など、情報通信分野の成長市場でグローバル展開を図ることにより、成長を加速する方針。
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