テクノアルファ Research Memo(2):主力はトップシェアの半導体用ワイヤボンダ等のエレクトロニクス事業
[15/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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■事業概要
テクノアルファ<3089>はワイヤボンダ等、半導体製造装置の輸入商社から出発した技術専門商社である。事業セグメントは、(1)パワー半導体用ワイヤボンダ及び消耗品を中心とした「エレクトロニクス事業」、(2)「マリン・環境機器事業」、(3)子会社のペリテックで手掛ける「SI事業」(計測・検査システムの製造販売、及びコンサルティングサービス)に加えて、(4)2014年1月に子会社化したKYAの「サイエンス事業」(理化学機器の販売)と4つの事業セグメントに区分されている。2014年11月期の事業別売上構成比で見ると、エレクトロニクス事業が66.1%、マリン・環境機器事業が14.5%、SI事業10.9%、サイエンス事業が8.5%となっており、エレクトロニクス事業が同社の主力事業となっている。
業界シェアの高い商材としては、パワー半導体用ワイヤボンダが国内シェア約5割とトップクラスで、マリン事業の中に含まれる救命ボート用昇降機では、海上保安庁向けで納入シェア100%となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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