メディアフラッグ Research Memo(3):店舗へのラウンダーや覆面調査員のサービスが基軸、再生支援も
[15/04/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業概要
(1)フィールド事業
メディアフラッグ<6067>の基軸事業は、店頭・店舗に特化したマーケティング支援事業であり、a)営業支援事業、b)流通支援事業、c)ASP事業であり、3事業を総称してフィールド事業と呼ぶ。
a)営業支援事業
メディアクルー(ラウンダー)がクライアントの商品を取り扱う店舗を訪問し、店頭での陳列チェックや販促物設置などの販促活動のサポートを行う。また、試食・試飲等の推奨販売の企画・運営も行う。2014年よりimpactTVの店頭小型TV及びcabicのマネキン派遣と連動し、「平日は店頭TVでCM動画、週末はTV前で試食販売」などの、シナジーを活かした提案を強化している。
b)流通支援事業
メディアクルー(覆面調査員)が顧客の店頭・店舗に一般客として入店し、サービスレベル等の評価とフィードバック、改善施策のコンサルティングを行う。覆面調査員によるサービス評価レポートは、主観を排除した適切な評価となるよう、評価軸が細密に設定されている。
c)ASP事業
店頭・店舗での販促活動報告と売上連動等を一元管理するシステム「Market Watcher」を提供している。営業支援、流通支援の各サービスフローの一部として提供するほか、システム単体でのユーザーも存在する。
(2)ストア事業
東京都内で3店舗のファミリーマート<8023>を運営している。同社のノウハウを投入したフラッグシップ店舗として機能するほか、研修や海外のクライアントへの日本のCVS紹介の場として活用している。2015年2月現在ではこれ以上の新規出店は検討しておらず、また既存の店舗の存続については、フランチャイズ契約が切れる2018年に判断するとしている。
(3)再生事業
2013年に和菓子製造販売の十勝たちばなをファンドから買収し、2014年に連結子会社化。同社の経営幹部が出向し、ハンズオンで経営改善を実施している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 原 美香)
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