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ナガイレーベン Research Memo(5):2015年8月期は過去最高売上高・営業利益更新を見込む

注目トピックス 日本株
■業績動向

(2)2015年8月期の業績予想

ナガイレーベン<7447>の2015年8月期の通期業績は、売上高が前期比3.0%増の16,700百万円、営業利益が同0.2%増の4,931百万円、経常利益が同1.1%減の5,088百万円、当期純利益が同1.1%減の3,187百万円を見込んでいる。期初予想に比べて売上高予想は修正されていないが、営業利益は75百万円、当期純利益は57百万円下方修正され、経常利益は30百万円上方修正された。

売上高については、主力のヘルスケアウェア、ドクターウェアで高付加価値製品を投入し、患者ウェアや手術ウェアの順調な拡大などによって増収を見込んでいる。また、地域別では中部日本以西でのシェアアップにも引き続き注力し、過去最高売上高・営業利益を更新する計画となっている。

会社は売上総利益額について、プラス要因として売上増による増加226百万円、海外生産比率の上昇(前期43.1%⇒15/8期予想44.4%)による影響53百万円を見込んでいるが、一方でマイナス要因として原材料・加工賃の上昇による影響▲58百万円、為替レートの影響(前期実績88.1円/ドル⇒15/8期平均レート予想93.3円/ドル)▲89百万円を見込んでいる。この結果、今期の売上総利益は7,682百万円(前期比96百万円増、1.3%増)を予想しているが、為替が円安に振れていることなどから期初予想からは75百万円減額された。この結果、売上総利益率は46.0%(前期46.8%)を予想している。

円安によるコストアップが懸念されるが、事前に先物予約を行っていること等からマイナスの影響が一気に具現化することはないようだ。円安の影響は徐々に出てくると思われるが、下記に述べるような新工場への移転を進めることによってコストアップの一部を吸収する計画だ。また多くの一般ユニフォームメーカーが既に製品値上げを実施しているが、同社はまだ製品値上げを行っておらず、最悪の場合には価格転嫁による原価率改善の余地も残っている。

販管費では、新本社関連の減価償却費の増加35百万円、会社創立100周年関連費用30百万円などが見込まれることから、2,751百万円(前期比3.3%増)を予想している。経常利益については、前期に営業外収益で計上した為替差益(87百万円)や金融商品運用益(67百万円)がはく落するとの前提から前期比では減益の予想となっているが、期初予想からは30百万円増額修正された。これは、期末予想では為替差益をまったく見込んでいなかったが、ドル預金の一部が円転され既に実現益が発生しているためである。期末の為替レートが前期末よりもさらに円安水準にあれば、減益幅は想定より小さくなる可能性もある。また、前期に計上した特別利益(旧本社ビルの売却益115百万円)が今期は発生しないこと、税制改正による法人税等調整額の増加が見込まれるなどから、当期純利益は期初予想から57百万円下方修正され、前期比でも減益予想となっている。

アイテム別、地域別、商品別の売上高予想のうち、アイテム別では、ユーティリティウェア以外は堅調に増加すると予想されている。地域別では、すべての地域で増収を見込んでいる。商品別では、高機能性商品を中心に順調に拡大すると予想されている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)



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