ソルクシーズ Research Memo(4):主力のソフトウェア開発事業の需要は旺盛
[15/05/20]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■業績動向
(2)事業セグメント別状況
○ソフトウェア開発事業
ソルクシーズ<4284>のソフトウェア開発事業の業績は、売上高が前年同期比1.7%増の2,545百万円、営業利益が同6.1%減の129百万円となった。ソフトウェア開発の市場環境は引き続き旺盛で、同社にとっては受注案件を選別できる一方で、人的リソースの不足から受注機会を取り逃している状況にあるとも言える。
2015年12月期の第1四半期は、証券や損保など既存顧客向けが増収となったほか、公共法人向けの開発案件も増加した。単独ベースでは販管費の増加により増収減益となっている。また、子会社では銀行向けのシステム開発を行う(株)エフ・エフ・ソルが増収増益となったほか、自動車メーカー向けの開発コンサルティング業務を行うエクスモーションも2ケタ増収増益と好調を持続した。
○デジタルサイネージ事業
デジタルサイネージ事業の業績は、売上高が前年同期比9.4%増の108百万円、営業損失が13百万円(前年同期は10百万円の損失)となった。売上げの大半は国内子会社によるアミューズメント施設向けデジタルサイネージで、小型低床型のサイネージが伸びた。一方、前年に伸びた太陽光発電システムの販売・設置工事は減少している。中国子会社においては前期に病院の医薬品在庫管理用として電子棚札を初めて導入し、稼働を開始しているが、まだ規模としては僅少となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<FA>
(2)事業セグメント別状況
○ソフトウェア開発事業
ソルクシーズ<4284>のソフトウェア開発事業の業績は、売上高が前年同期比1.7%増の2,545百万円、営業利益が同6.1%減の129百万円となった。ソフトウェア開発の市場環境は引き続き旺盛で、同社にとっては受注案件を選別できる一方で、人的リソースの不足から受注機会を取り逃している状況にあるとも言える。
2015年12月期の第1四半期は、証券や損保など既存顧客向けが増収となったほか、公共法人向けの開発案件も増加した。単独ベースでは販管費の増加により増収減益となっている。また、子会社では銀行向けのシステム開発を行う(株)エフ・エフ・ソルが増収増益となったほか、自動車メーカー向けの開発コンサルティング業務を行うエクスモーションも2ケタ増収増益と好調を持続した。
○デジタルサイネージ事業
デジタルサイネージ事業の業績は、売上高が前年同期比9.4%増の108百万円、営業損失が13百万円(前年同期は10百万円の損失)となった。売上げの大半は国内子会社によるアミューズメント施設向けデジタルサイネージで、小型低床型のサイネージが伸びた。一方、前年に伸びた太陽光発電システムの販売・設置工事は減少している。中国子会社においては前期に病院の医薬品在庫管理用として電子棚札を初めて導入し、稼働を開始しているが、まだ規模としては僅少となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<FA>