北の達人 Research Memo(7):2016年2月期も引き続き増収増益を見込む
[15/05/22]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■決算概要
(2) 2016年2月期の業績予想
北の達人コーポレーション<2930>の2016年2月期の業績予想について同社は、売上高を前期比17.6%増の2,281百万円、営業利益を同10.1%増の506百万円、経常利益を同8.3%増の483百万円、当期純利益を同16.4%増の312百万円と引き続き増収増益を見込んでいる。
主力商品群の伸びに加えて、前期からの持ち越し分を含めた新商品のリリースによる業績貢献が増収に寄与する見通しである。特に主力商品群については、台湾及び香港を中心として外国人からの評判が高い「二十年ほいっぷ」が、インターネットを通じた海外からの注文に加えて、インバウンドによる需要(外国人旅行者によるドラッグストア等への指名買い)が拡大しているようだ。
利益面では、将来の成長に向けた体制整備のための人材確保及び育成、広告宣伝費の積極投入などによる先行費用の増加を計画しているが、増収により吸収することで増益(営業利益率は若干低下)となる見込みである。
弊社では、前期から持ち越しとなった新商品が期初の早い段階から相次いでリリース予定であることや、「二十年ほいっぷ」に対するインバウンドによる注文が殺到している状況等から判断して、同社の業績予想は固めの水準とみている。したがって、新商品の進捗や「二十年ほいっぷ」の販売動向に注目したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<FA>
(2) 2016年2月期の業績予想
北の達人コーポレーション<2930>の2016年2月期の業績予想について同社は、売上高を前期比17.6%増の2,281百万円、営業利益を同10.1%増の506百万円、経常利益を同8.3%増の483百万円、当期純利益を同16.4%増の312百万円と引き続き増収増益を見込んでいる。
主力商品群の伸びに加えて、前期からの持ち越し分を含めた新商品のリリースによる業績貢献が増収に寄与する見通しである。特に主力商品群については、台湾及び香港を中心として外国人からの評判が高い「二十年ほいっぷ」が、インターネットを通じた海外からの注文に加えて、インバウンドによる需要(外国人旅行者によるドラッグストア等への指名買い)が拡大しているようだ。
利益面では、将来の成長に向けた体制整備のための人材確保及び育成、広告宣伝費の積極投入などによる先行費用の増加を計画しているが、増収により吸収することで増益(営業利益率は若干低下)となる見込みである。
弊社では、前期から持ち越しとなった新商品が期初の早い段階から相次いでリリース予定であることや、「二十年ほいっぷ」に対するインバウンドによる注文が殺到している状況等から判断して、同社の業績予想は固めの水準とみている。したがって、新商品の進捗や「二十年ほいっぷ」の販売動向に注目したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<FA>