【社長に訊く】(2):アドベンチャー中村俊一社長(後半)
[15/05/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
上場企業の経営者に迫る!「フィスコリサーチレポーター飯村真由の“社長インタビュー”」
〜第2回 アドベンチャー 中村俊一社長(後半)〜
※このコンテンツは、FISCOアプリで5月9日に配信されたものを再配信しております
みなさん、こんにちは♪フィスコリサーチレポーターの飯村真由です。
後半はアドベンチャー<6030>中村俊一社長の人物像にさらに迫ります!
飯村:実は私、Yahoo!ファイナンスの新春特集で御社を“インバウンド銘柄の注目株”として取りあげさせていただいたんです!3月以降に積極的な事業提携を複数発表したことで株価は弾みのつく展開となりましたよね。
◇3月10日:エルテス(WEBリスクマネジメント)と資本業務提携
◇3月27日:ミックナイン(モバイルコンテンツ)と資本業務提携
◇4月1日:香港AppAge(スマホアプリの企画)を子会社化
中村:はい。今後も事業提携・M&Aを含めた事業領域の拡大をしていきたいと考えています。2014年12月に中国最大のLCCである春秋航空と業務提携したのですが、これからも中国のマーケティングには力を入れていく方針です。
飯村:ライバル視している企業はどこでしょうか?
中村:エクスペディアやトリップアドバイザーなど海外企業ですね。当社もベトナム、インド、インドネシアなど伸びている市場をターゲットにグローバル展開していきたいです。
飯村:社員数は15人とのことですが、今後積極的な採用をする予定はありますか?
中村:いえ。システム構築をしていますので、多くの人手はいらないんですよ。従業員1人あたりの取扱高が非常に高いというのが当社の特徴です。
飯村:今期の業績見通しと足元の業績について教えてください。
中村:今期15年6月期は取扱高120億円(前期比+75.8%)、営業収益13.5億円(同+51.1%)、営業利益1.76億円(同+471.2%)を見込んでいます。中間決算時点では取扱高61.87億円、営業収益7.40億円、営業利益0.76億円と、取扱高・営業収益は予算を上振れての着地となりました。申込者数は上半期で前期実績95%以上を獲得し好調に推移しています。
飯村:御社の繁忙期、売上計上の高い時期はいつでしょうか?
中村:夏休み期間である第1四半期およびGWのある第4四半期ですが、一番の繁忙期は第4四半期です。
飯村:業績の成長イメージについて教えてください。
中村:2020年に“インバウンドNo.1”を目標とし取扱高500億円を、2030年には“地球最大の予約プラットフォーム”を目標に取扱高1兆円を目指します!
飯村:株主還元についてはどう考えていますか?
中村:東証一部への上場を果たしたら導入したいと思っています。
飯村:おっ!東証一部への鞍替えをすでに意識されているのですね!?
中村:はい。早期指定替えを目指したいです。最短で18年6月期中に実現できればと考えています。
飯村:休日はどんな風に過ごされていますか?趣味は何ですか?
中村:やはり旅行は好きです。趣味はダイビングですね!
飯村:旅行するときは自社のサービスを利用するのですか?
中村:いえ、そうとも限りません。他社のアクティビティを申し込んで、取引先になることも多いんですよ。
飯村:尊敬する人はいますか?
中村:ムハマド・ユヌスというノーベル平和賞を受賞した経済学者です。マイクロクレジットの創始者で、母国のバングラデシュの貧困をなくすために小口金融の仕組みを作った人です。私自身、マイクロファイナンスや発展途上国ビジネスに非常に興味がありまして。
飯村:おおお!中村社長の好感度急上昇中です(笑)!!もっと詳しく教えてください。
中村:具体的にはアフリカや東南アジアなどの貧困層の子供たちに融資を行うクラウドファンディングができたらいいなと。先日もバングラデシュに視察に行ってきたところです。「WannaTrip(ワナトリップ)」でローカル企業のアクティビティ商品を積極的に仕入れているのも社会貢献の一環と考えていますので、当社では利益を一切乗せずお客さんを送客しています。1人の起業家として社会問題と向き合いながらビジネスをしていきたいです。
飯村:とても素敵な目標ですね!最後に、投資家の皆様へメッセージをお願いします。
中村:東京オリンピックに向けてインバウンド市場が急拡大していることは当社にとっても追い風です。日本が観光立国となるために貢献していく所存です。まずは企業努力による顧客還元、業績拡大に取り組み、ゆくゆくは株主還元へとつなげていきたいと思います。当社の成長を長い目で見守っていただけますよう、よろしくお願い致します。
飯村:中村社長、ありがとうございました☆ミ
〜インタビューを終えて〜
私も格安航空券サイトを利用していますが、多言語化しているサイトは少ないですから、そこに着眼するあたりビジネスセンスが光っていますよね。「発展途上国ビジネスに着手したい!」と夢を語る姿は胸を打たれました。まだ32歳と若き経営者である中村社長が率いる冒険(アドベンチャー)の行方に注目しましょう!
みなさんも海外旅行を計画される際は「skyticket(スカイチケット)」や「WannaTrip(ワナトリップ)」のサイトを是非覗いてみてくださいね♪
〜株価の動きは?〜
初値は公開価格2500円の約2.3倍となる5680円と好調なスタート。3月以降は次々と好材料に恵まれたことで上値追いの展開となり、4月15日には上場来高値6880円まで上昇する場面も見られました。足元では6000円を割り込み25日線付近での推移となっていますが、成長性を評価した見直し買いの動きが期待されます。流動性の向上が課題となるため、高値圏での推移が続いた場合には株式分割なども期待したいところですね。5月15日に第3四半期決算を発表する予定です。
★お知らせ★
クラブフィスコで毎月販売している私の単独レポート「飯村真由特選銘柄レポート5月号vol.2〜いま注目の2銘柄〜」(税込5,400円)が5月11日(月)にリリース♪4月号ではご紹介した6銘柄中4銘柄がストップ高を交えた上昇となり+30%超の好パフォーマンスを達成しました!
私の単独レポートでは短期トレード向きの銘柄を積極的に取り上げており、購入しやすい価格帯(30万円以下中心)にこだわっているのも大きな特徴です。
レポートの詳細についてはFacebookの投稿をご覧いただければと思います☆
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
第3回も楽しみにしていてくださいね♪
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〜第2回 アドベンチャー 中村俊一社長(後半)〜
※このコンテンツは、FISCOアプリで5月9日に配信されたものを再配信しております
みなさん、こんにちは♪フィスコリサーチレポーターの飯村真由です。
後半はアドベンチャー<6030>中村俊一社長の人物像にさらに迫ります!
飯村:実は私、Yahoo!ファイナンスの新春特集で御社を“インバウンド銘柄の注目株”として取りあげさせていただいたんです!3月以降に積極的な事業提携を複数発表したことで株価は弾みのつく展開となりましたよね。
◇3月10日:エルテス(WEBリスクマネジメント)と資本業務提携
◇3月27日:ミックナイン(モバイルコンテンツ)と資本業務提携
◇4月1日:香港AppAge(スマホアプリの企画)を子会社化
中村:はい。今後も事業提携・M&Aを含めた事業領域の拡大をしていきたいと考えています。2014年12月に中国最大のLCCである春秋航空と業務提携したのですが、これからも中国のマーケティングには力を入れていく方針です。
飯村:ライバル視している企業はどこでしょうか?
中村:エクスペディアやトリップアドバイザーなど海外企業ですね。当社もベトナム、インド、インドネシアなど伸びている市場をターゲットにグローバル展開していきたいです。
飯村:社員数は15人とのことですが、今後積極的な採用をする予定はありますか?
中村:いえ。システム構築をしていますので、多くの人手はいらないんですよ。従業員1人あたりの取扱高が非常に高いというのが当社の特徴です。
飯村:今期の業績見通しと足元の業績について教えてください。
中村:今期15年6月期は取扱高120億円(前期比+75.8%)、営業収益13.5億円(同+51.1%)、営業利益1.76億円(同+471.2%)を見込んでいます。中間決算時点では取扱高61.87億円、営業収益7.40億円、営業利益0.76億円と、取扱高・営業収益は予算を上振れての着地となりました。申込者数は上半期で前期実績95%以上を獲得し好調に推移しています。
飯村:御社の繁忙期、売上計上の高い時期はいつでしょうか?
中村:夏休み期間である第1四半期およびGWのある第4四半期ですが、一番の繁忙期は第4四半期です。
飯村:業績の成長イメージについて教えてください。
中村:2020年に“インバウンドNo.1”を目標とし取扱高500億円を、2030年には“地球最大の予約プラットフォーム”を目標に取扱高1兆円を目指します!
飯村:株主還元についてはどう考えていますか?
中村:東証一部への上場を果たしたら導入したいと思っています。
飯村:おっ!東証一部への鞍替えをすでに意識されているのですね!?
中村:はい。早期指定替えを目指したいです。最短で18年6月期中に実現できればと考えています。
飯村:休日はどんな風に過ごされていますか?趣味は何ですか?
中村:やはり旅行は好きです。趣味はダイビングですね!
飯村:旅行するときは自社のサービスを利用するのですか?
中村:いえ、そうとも限りません。他社のアクティビティを申し込んで、取引先になることも多いんですよ。
飯村:尊敬する人はいますか?
中村:ムハマド・ユヌスというノーベル平和賞を受賞した経済学者です。マイクロクレジットの創始者で、母国のバングラデシュの貧困をなくすために小口金融の仕組みを作った人です。私自身、マイクロファイナンスや発展途上国ビジネスに非常に興味がありまして。
飯村:おおお!中村社長の好感度急上昇中です(笑)!!もっと詳しく教えてください。
中村:具体的にはアフリカや東南アジアなどの貧困層の子供たちに融資を行うクラウドファンディングができたらいいなと。先日もバングラデシュに視察に行ってきたところです。「WannaTrip(ワナトリップ)」でローカル企業のアクティビティ商品を積極的に仕入れているのも社会貢献の一環と考えていますので、当社では利益を一切乗せずお客さんを送客しています。1人の起業家として社会問題と向き合いながらビジネスをしていきたいです。
飯村:とても素敵な目標ですね!最後に、投資家の皆様へメッセージをお願いします。
中村:東京オリンピックに向けてインバウンド市場が急拡大していることは当社にとっても追い風です。日本が観光立国となるために貢献していく所存です。まずは企業努力による顧客還元、業績拡大に取り組み、ゆくゆくは株主還元へとつなげていきたいと思います。当社の成長を長い目で見守っていただけますよう、よろしくお願い致します。
飯村:中村社長、ありがとうございました☆ミ
〜インタビューを終えて〜
私も格安航空券サイトを利用していますが、多言語化しているサイトは少ないですから、そこに着眼するあたりビジネスセンスが光っていますよね。「発展途上国ビジネスに着手したい!」と夢を語る姿は胸を打たれました。まだ32歳と若き経営者である中村社長が率いる冒険(アドベンチャー)の行方に注目しましょう!
みなさんも海外旅行を計画される際は「skyticket(スカイチケット)」や「WannaTrip(ワナトリップ)」のサイトを是非覗いてみてくださいね♪
〜株価の動きは?〜
初値は公開価格2500円の約2.3倍となる5680円と好調なスタート。3月以降は次々と好材料に恵まれたことで上値追いの展開となり、4月15日には上場来高値6880円まで上昇する場面も見られました。足元では6000円を割り込み25日線付近での推移となっていますが、成長性を評価した見直し買いの動きが期待されます。流動性の向上が課題となるため、高値圏での推移が続いた場合には株式分割なども期待したいところですね。5月15日に第3四半期決算を発表する予定です。
★お知らせ★
クラブフィスコで毎月販売している私の単独レポート「飯村真由特選銘柄レポート5月号vol.2〜いま注目の2銘柄〜」(税込5,400円)が5月11日(月)にリリース♪4月号ではご紹介した6銘柄中4銘柄がストップ高を交えた上昇となり+30%超の好パフォーマンスを達成しました!
私の単独レポートでは短期トレード向きの銘柄を積極的に取り上げており、購入しやすい価格帯(30万円以下中心)にこだわっているのも大きな特徴です。
レポートの詳細についてはFacebookの投稿をご覧いただければと思います☆
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
第3回も楽しみにしていてくださいね♪
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