高木証券 Research Memo(6):委託手数料と投資信託販売手数料の構成比が高い収益
[15/05/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算概要
(1)証券会社の収益構造と同社特徴
証券会社の営業収益(売上高)は、顧客の有価証券売買を仲介することによる「受入手数料」、自己勘定で有価証券を売買することによる「トレーディング損益」、有価証券運用や貸借取引による利息等による「金融収益」の大きく3つに分類されるが、一般的には「受入手数料」の構成比が高い。高木証券<8625>の場合も、「受入手数料」は営業収益の約83.6%を占めている(2015年3月期)。
さらに、「受入手数料」は、「委託手数料」「引受け・売出し等の手数料」「募集・売出し等の取扱手数料」「その他」の4つに分類されるが、同社の場合、株式の売買手数料を中心とする「委託手数料」と投資信託の販売手数料を中心とする「募集・売出し等の取扱手数料」の構成比が高い。なお、「その他」は、同社の場合、投資信託の信託報酬によるものである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<FA>
(1)証券会社の収益構造と同社特徴
証券会社の営業収益(売上高)は、顧客の有価証券売買を仲介することによる「受入手数料」、自己勘定で有価証券を売買することによる「トレーディング損益」、有価証券運用や貸借取引による利息等による「金融収益」の大きく3つに分類されるが、一般的には「受入手数料」の構成比が高い。高木証券<8625>の場合も、「受入手数料」は営業収益の約83.6%を占めている(2015年3月期)。
さらに、「受入手数料」は、「委託手数料」「引受け・売出し等の手数料」「募集・売出し等の取扱手数料」「その他」の4つに分類されるが、同社の場合、株式の売買手数料を中心とする「委託手数料」と投資信託の販売手数料を中心とする「募集・売出し等の取扱手数料」の構成比が高い。なお、「その他」は、同社の場合、投資信託の信託報酬によるものである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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