スターティア Research Memo(1):成長再加速の準備が整い大幅増益へ、新商品にも注目
[15/06/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
スターティア<3393>は、大手SI企業やネットワーク機器ディーラーなどが入って来ず、一方でIT担当者を専任で配置できない従業員数300人以下の中小企業に対し、ハードからシステム構築、運用、保守まで、IT関連サービスをワンストップで提供している。同社の強みは、顧客との物理的な距離を近くし、クロスセルを実現しやすい工夫と商材で顧客をグリップする、強い営業力だ。
同社は、2015年3月期から2018年3月期までの中期3ヶ年利益計画において、累計経常利益を3,400百万円と計画している。初年度についてはほぼ前期並みの866百万円を計画し、2年目は1,134百万円、3年目は1,400百万円と、後半に利益成長が加速する計画となっている。
初年度である2015年3月期の経常利益は878百万円となり、計画に対して12百万円の超過達成となった。また、中期的な収益拡大に向けて様々な布石を打った年でもあった。ホスティングサービスのセキュリティ強化策や、事業譲受、業務資本提携、海外強化など、将来の成長のために陣容を整える施策を矢継ぎ早に打ち出した。2016年3月期は先行投資の各種施策も一段落し、強化された営業体制で再び貪欲にトップライングロースを目指してくる見込みだ。
同社は次世代の成長のための新商品・サービスの開発にも積極的だ。今期リリースされるものとして「AppGoose」、「スターティア光」がある。「AppGoose」は注目のO2O(Online to Offline)マーケティングを中小店舗にも簡単に実行することを可能にするサービスだ。「スターティア光」は、同社がNTTの光コラボサービス事業者として事業開始するうえでの同社のサービスブランド名だ。両者とも収益への本格貢献は来期からになると弊社では考えているが、ともに潜在成長性の高いサービスであり、初年度の立ち上がりが大いに注目される。
■Check Point
・今期は成長エンジンとして期待される2つの新商品がリリースに
・各セグメントとも大幅増収増益、収益圧迫要因はほぼ消滅
・個人株主を重視し、株主還元にも積極的
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<FA>
同社は、2015年3月期から2018年3月期までの中期3ヶ年利益計画において、累計経常利益を3,400百万円と計画している。初年度についてはほぼ前期並みの866百万円を計画し、2年目は1,134百万円、3年目は1,400百万円と、後半に利益成長が加速する計画となっている。
初年度である2015年3月期の経常利益は878百万円となり、計画に対して12百万円の超過達成となった。また、中期的な収益拡大に向けて様々な布石を打った年でもあった。ホスティングサービスのセキュリティ強化策や、事業譲受、業務資本提携、海外強化など、将来の成長のために陣容を整える施策を矢継ぎ早に打ち出した。2016年3月期は先行投資の各種施策も一段落し、強化された営業体制で再び貪欲にトップライングロースを目指してくる見込みだ。
同社は次世代の成長のための新商品・サービスの開発にも積極的だ。今期リリースされるものとして「AppGoose」、「スターティア光」がある。「AppGoose」は注目のO2O(Online to Offline)マーケティングを中小店舗にも簡単に実行することを可能にするサービスだ。「スターティア光」は、同社がNTTの光コラボサービス事業者として事業開始するうえでの同社のサービスブランド名だ。両者とも収益への本格貢献は来期からになると弊社では考えているが、ともに潜在成長性の高いサービスであり、初年度の立ち上がりが大いに注目される。
■Check Point
・今期は成長エンジンとして期待される2つの新商品がリリースに
・各セグメントとも大幅増収増益、収益圧迫要因はほぼ消滅
・個人株主を重視し、株主還元にも積極的
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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