平和不動産 Research Memo(11):リート資産の量的拡大と質の向上をサポート
[15/06/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■成長戦略
(3)リートAM(アセットマネジメント)事業などフィービジネスの拡大
平和不動産リート投資法人の資産規模拡大を図りながら、グループ全体の収益を成長させる戦略をさらに加速する。リートへの物件の供給は、61億円(2013年3月期)、95億円(2014年3月期)、91億円(2015年3月期)と着実に実績を積み上げている。結果として、リートからの受託資産残高は1,550.3億円(2015年5期予想、前年比73.7億円増)となり、マネジメントフィーの増加につながっている。マネジメントフィーは2015年3月期で12億37百万円であり、売上高としては大きくないが、利益率が高いため、その貢献は大きい。平和不動産リート投資法人の1口当たり分配金も1,742円(2015年5月期予想、前期比72円増)と右肩上がりで、健全な成長がうかがえる。
平和不動産<8803>の現状のPBR(株価純資産倍率)は0.73倍(2015年3期末)と同業他社と比較しても低い水準である。短期業績は横ばいの予想ではあるが、日本橋兜町再開発の計画が明らかになり、成長の筋道が明確になると評価が見直される可能性も高い。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
<FA>
(3)リートAM(アセットマネジメント)事業などフィービジネスの拡大
平和不動産リート投資法人の資産規模拡大を図りながら、グループ全体の収益を成長させる戦略をさらに加速する。リートへの物件の供給は、61億円(2013年3月期)、95億円(2014年3月期)、91億円(2015年3月期)と着実に実績を積み上げている。結果として、リートからの受託資産残高は1,550.3億円(2015年5期予想、前年比73.7億円増)となり、マネジメントフィーの増加につながっている。マネジメントフィーは2015年3月期で12億37百万円であり、売上高としては大きくないが、利益率が高いため、その貢献は大きい。平和不動産リート投資法人の1口当たり分配金も1,742円(2015年5月期予想、前期比72円増)と右肩上がりで、健全な成長がうかがえる。
平和不動産<8803>の現状のPBR(株価純資産倍率)は0.73倍(2015年3期末)と同業他社と比較しても低い水準である。短期業績は横ばいの予想ではあるが、日本橋兜町再開発の計画が明らかになり、成長の筋道が明確になると評価が見直される可能性も高い。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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