ミロク情報サービス Research Memo(1):15/3期の連結業績は増収増益で過去最高業績を更新
[15/07/02]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ミロク情報サービス<9928>は、会計事務所及び中堅・中小企業向けに、財務会計・税務システムを中心とするERP(統合業務)システムを開発・販売する業界大手。
2015年3月期の連結業績は、企業向けERPシステムやサービスの拡大により、売上高が前期比1.4%増の22,383百万円、経常利益が同6.8%増の2,587百万円と増収増益となり、過去最高業績を更新した。
2016年3月期は売上高が前期比5.4%増の23,600百万円、経常利益が同16.0%増の3,000百万円と増収増益基調が続く見通し。マイナンバー制度の導入を好機と捉え、中堅・中小企業の新規顧客開拓や既存顧客へのクロスセルを強化していく。また、販売品目の中でも利益率の高いソフトウェアやサービス収入の拡大によって、収益性の向上も見込まれる。
2015年3月期からスタートした第3次中期経営計画(3ヶ年)では、最終年度となる2017年3月期に売上高26,000百万円、経常利益4,000百万円を経営目標値として掲げている。新製品・サービスの開発、並びに販売力強化による既存事業の持続的な成長に加えて、新規事業による収益基盤の確立に取り組んでいく方針だ。
新規事業では、2014年9月に設立した子会社(株)MJS M&Aパートナーズで、中小企業の事業承継・事業再生支援サービスを開始している。今期は事業基盤を構築する1年と位置付け、2017年3月期以降の収益化を見込んでいる。また、2014年10月に資本業務提携を締結した韓国Webcash社と新製品・サービスの開発を共同で進めている。ビジネス情報サイト「bizocean」を中心としたネットビジネスでのマネタイズ化も含めて、2017年3月期の経営目標の達成を目指す。
■Check Point
・会計事務所との信頼関係を活かしたビジネスモデル
・新規顧客開拓によるストック型の収益拡大で利益率が向上
・株価バリュエーション比較
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
2015年3月期の連結業績は、企業向けERPシステムやサービスの拡大により、売上高が前期比1.4%増の22,383百万円、経常利益が同6.8%増の2,587百万円と増収増益となり、過去最高業績を更新した。
2016年3月期は売上高が前期比5.4%増の23,600百万円、経常利益が同16.0%増の3,000百万円と増収増益基調が続く見通し。マイナンバー制度の導入を好機と捉え、中堅・中小企業の新規顧客開拓や既存顧客へのクロスセルを強化していく。また、販売品目の中でも利益率の高いソフトウェアやサービス収入の拡大によって、収益性の向上も見込まれる。
2015年3月期からスタートした第3次中期経営計画(3ヶ年)では、最終年度となる2017年3月期に売上高26,000百万円、経常利益4,000百万円を経営目標値として掲げている。新製品・サービスの開発、並びに販売力強化による既存事業の持続的な成長に加えて、新規事業による収益基盤の確立に取り組んでいく方針だ。
新規事業では、2014年9月に設立した子会社(株)MJS M&Aパートナーズで、中小企業の事業承継・事業再生支援サービスを開始している。今期は事業基盤を構築する1年と位置付け、2017年3月期以降の収益化を見込んでいる。また、2014年10月に資本業務提携を締結した韓国Webcash社と新製品・サービスの開発を共同で進めている。ビジネス情報サイト「bizocean」を中心としたネットビジネスでのマネタイズ化も含めて、2017年3月期の経営目標の達成を目指す。
■Check Point
・会計事務所との信頼関係を活かしたビジネスモデル
・新規顧客開拓によるストック型の収益拡大で利益率が向上
・株価バリュエーション比較
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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