ファーストブラザーズ---国内不動産証券化の黎明期から実績、今期業績は上振れ含み
[15/07/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ファーストブラザーズ<3454>は主に不動産を対象として、投資運用事業と投資銀行事業を展開している。投資運用は私募ファンド形式が主。国内不動産証券化の黎明期から実績を持つメンバーが集う。2015年2月に東証マザーズへ新規上場を果たした。
2015年11月期は経常利益で前期比0.8%増の21.70億円と微増の会社予想だが、前期まで同社に実質的な帰属利益のないSPCを連結していたという特殊要因があるため、これを排除した実質ベースの比較では経常利益で同93.0%増、特殊要因の影響がない当期純利益では同89.9%増の12.49億円を見込む。国内の不動産市況は引き続き活況であり、第2四半期までの業績は経常利益が21.92億円、四半期純利益が12.37億円と通期業績予想をほぼ達成している。変動要素を考慮して下期の業績を保守的に見込み、現時点で通期業績予想の変更がなされていないが、上方修正期待は引き続き高い。
<SF>
2015年11月期は経常利益で前期比0.8%増の21.70億円と微増の会社予想だが、前期まで同社に実質的な帰属利益のないSPCを連結していたという特殊要因があるため、これを排除した実質ベースの比較では経常利益で同93.0%増、特殊要因の影響がない当期純利益では同89.9%増の12.49億円を見込む。国内の不動産市況は引き続き活況であり、第2四半期までの業績は経常利益が21.92億円、四半期純利益が12.37億円と通期業績予想をほぼ達成している。変動要素を考慮して下期の業績を保守的に見込み、現時点で通期業績予想の変更がなされていないが、上方修正期待は引き続き高い。
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